冥導師 メニア【1】
「私は人間にして…魔界の尖兵…あなたの魂を貰って行くわ」 メニアが姿を現す時、死の淵に居る人間がその生涯を終える。彼女の役目は、その魂を魔界の冥王達の元へ運ぶことだ。 |
冥導師 メニア【2】
「うふふ…あなた…お好みの冥王はどちら?」 彼女は手に持つ鎌で魂のみを切り取り、魔界の冥王に献上する。ルシファー・サタン・サタナエル・ハデス・アスモデウス…彼女はその全てと契りを交わしている。 |
冥導師 メニア【3】
「天界と冥界は人にとって等価。死ねばそれを知ることになるわ」 メニアに運ばれ冥王の下で管理される魂は、冥界と魔族の一員として新たな生を受ける。冥導師は人間だけでなく、神族の中にも潜んでいるのだ。 |
冥導師 メニア【4】
「私を死神だなんて…愚かね。最も死を望んでいるのは私なのに」 多くの魂を奪ってゆくメニアを人は死神と呼んだ。彼女はいつか冥導師としての最高の栄誉-冥王の与える甘美なる死を賜ることを夢見ているのだ。 |