浅野幸長【1】
「代々伝わるこの剣で、必ずや勝利を……」 凛とした表情の少女が、黄金色の剣を構え戦場に立つ。まっすぐな瞳で睨みつける先には何万もの敵勢の姿。彼女の果てしなき戦いが始まる……。 |
浅野幸長【2】
「私は、あの方のために命を捧げる覚悟です」 少女には命を捨ててもいいと思える理由があった。これまで世話になったあの人に、少しでも報いるために。だから、もうなにも怖くなんかない。 |
浅野幸長【3】
「どんな逆境にさらされようと、武士の魂は忘れない!」 少女が加勢する軍勢は、明らかに戦力で圧倒されていた。すべての兵が力尽き倒れるのも時間の問題だろう。しかし、戦いはやめない。 |
浅野幸長【4】
「たとえ命が尽きようとも、私の想いは永遠です」 解き放たれた潜在的な力が、傷ついて今にも倒れそうな彼女を突き動かす。もう、意識は朦朧としている。でも、あの人への想いはなくしたくない……。 |