聖フィリポ【1】
「まだ悲観することはないわ。私たちには、神様がついてるもの」 教会の中庭で、一人の少女が笑顔を見せていた。誰もが下を向く戦乱の時代に咲く一輪の花。未来への希望は捨てられない。 |
聖フィリポ【2】
「神様の導きに従えば、私たちの未来はきっと明るいわ」 微笑みを忘れない少女は、いかなるときでも神を崇める。信じるものがあるからこそ、暗中模索の中で一歩が踏み出せるのであろう。 |
聖フィリポ【3】
「見て見て、神様が私にも力を与えてくれたわ。もう素敵!」 少女が手にした十字の杖から光があふれ出すと、彼女の顔がいっそう明るくなった。諦めない気持ちが、少女の心に未知なる力を与える。 |
聖フィリポ【4】
「そこまでよ! ここから先は、私たち神様の弟子が相手よ!」 心のよりどころである教会は、戦火にさらされようとしていた。しかし、そこに現れた聖フィリポにより、状況は一変。神よ、彼女に力を。 |