リエフ【1】
「彼をあまり怖がらないでやってくれ。これでも話の分かる、いい奴なのだ」 女戦士リエフの唯一無二の相棒はライオンだ。彼女はライオンと共に生き、ライオンと共に育ってきた。 |
リエフ【2】
「猛獣とはいえ生き物だ。弱っているときもあれば、悲しんでいるときもある」 リエフは子供のころに戦争で家族を失っていた。そんな彼女にとって常にそばにいたのが友のライオンだったのだ。 |
リエフ【3】
「こいつは私が子供のころからずっと一緒だった。戦う時も、死ぬ時も、離れるつもりはない」 なぜライオンが彼女とともにいたのか。それは、彼女にも分からない。ただ、どんな理由があったとしても、リエフとライオンが強い絆で結ばれていることには違いない。 |
リエフ【4】
「さぁ、いくぞ!」 リエフとライオンが戦場に飛び出す。彼女たちは共に戦い、そして共に散るのだろう。それが彼女たちが選んだ運命なのだ。 |