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添付【新春】ユニコーン【１】 
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「おｰ！新しいおべべが届いたの！」
ﾕﾆｺｰﾝはおてんば乙女。いつもは野原を元気よく駆け廻っている。今日は仲のいい乙女から、新年のお祝いとして服のﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄが届いたようで、いつもにまして賑やかに跳ね回っていた。
「おｰ! 新しいおべべが届いたの!」
ﾕﾆｺｰﾝはおてんば乙女。いつもは野原を元気よく駆け回っている。今日は仲のいい乙女から、新年のお祝いとして服のﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄが届いたようで、いつもにまして賑やかに跳ねまわっていた。
【新春】ユニコーン【２】
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「頭からかぶるおべべは､着るのがむずかしいの」
服をもらってﾕﾆｺｰﾝが心配なのは､やぶいてしまわないかということ｡着るときに自慢の角にひっかかってしまうような服は､どうしても着られないのだ｡ﾕﾆｺｰﾝの部屋には､そうして残念な結果に終わった服が､雑巾になって何枚もしまってある。
ブリギッド【２】
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「私は炎の女神｡火には魔力を込めることもできるの」
ある者はﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞの炎を疑った｡その魔法の炎にかざされた金属は､命を持つのではないのか｡そう疑ったのである｡しかし､ﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞの炎にそのような力はない｡いかなる金属をも溶かす､恐ろしいほどの火力を持つだけだ｡
ブリギッド【３】
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「これは普通の金属よ｡何の秘密もないわ」
ある者はﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞの持つ金属を疑った｡しかし､それもやはり普通の金属だった……少なくとも見た目は｡ﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞが金属を『採掘』するその瞬間にこそ､彼女の金属細工最大の秘密があったのだ｡
「これは普通の金属よ｡何の秘密もないわ」
ある者はﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞの持つ金属を疑った｡しかし､それもやはり普通の金属だった……少なくとも見た目は｡ﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞが金属を『採掘』するその瞬間にこそ､彼女の金属細工最大の秘密があったのだ｡
ブリギッド【４】
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「無から生命を作り出すことはできない｡生命をつくることができるのは生命だけよ」
ﾌﾞﾘｷﾞｯﾄﾞは魔族の魂を金属へと変換する｡彼女が作り出してきたあらゆる金属細工は､魔族から生み出されたものだったのだ｡
金属細工の輝きの中に見える微かな憂いは､永遠に自由を奪われた悪魔たちの怨念だったのである。
【渚の天真爛漫】アティス【２】
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「うわっ､僕のﾎﾞｰﾙがｸｼﾞﾗさんに!どうしよ~!?」
海岸でさわぎはじめる少女｡海に向かって打ったﾎﾞｰﾙが､ｸｼﾞﾗの口の中に入ってしまったらしい｡困惑し周囲を見回すｱﾃｨｽのもとに､ひとりの男が近寄っていく｡
クベーラ【１】
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「ここは天界の宝物庫｡中に入れるわけにはいかないね」ｸﾍﾞｰﾗは天界の財宝の番人である｡彼女の守護がある限り､天空の財宝はあらゆる難から逃れるだろう｡
クベーラ【２】
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「私が持つのは千の鍵｡そのすべてが秘宝につながる部屋の扉の鍵なのよ」
ｸﾍﾞｰﾗが持つ無数の鍵には､いずれも特殊な魔法がかけられている｡ｸﾍﾞｰﾗにとってそれらの鍵は守るべきものだが､同時に強力な武器となる｡
テュール【１】
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「おぬしじゃな? 我を探しまわっているというものは」
霧の中から聞こえた声に､男は辺りを見回した｡武術の神といわれる達人がいる……そう聞いて､勝負を挑むため旅に出てから数年､ようやくこの山に行きついたのだ｡ついに探し求めた達人が現れたかと､男は身構えた｡
ニンフィー【１】
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「今日も海は平和ね」
海を守る女神ﾆﾝﾌｨｰ｡彼女は船の往来だけでなく､漁師や海水浴に来た人々の平和も守っている｡
