ハーフエルフ【1】
「私はハーフエルフ・・・。妖精でも人でもないのよ」 エルフと人間との混血である彼女はそう言って、少し哀しそうな表情を見せた・・・。 |
ハーフエルフ【2】
「ハーフエルフはいつの時代も重い十字架を背負っているの・・・」 人の力と妖精の魔力を兼ね備えたハーフエルフ。彼女の心にも深い闇が存在していた。 |
ハーフエルフ【3】
「でも、私は大丈夫。この力があるから」 気が付くと彼女の頭には光の輪が輝き、手からは光がこぼれる。彼女の妖精の力がいま発動しようとしていた・・・。 |
ハーフエルフ【4】
「さあ、一緒に参りましょう。光の世界へ」 光はさらに輝きを増し、彼女の姿は神々しさを放つ。それはまさに天使の輝きと呼ぶに相応しいものだった・・・。 |