アグニ【1】
「焼かれて散れ。一片の肉片も残さぬ」 神でありながら悪魔的なその容貌。紅蓮に燃えさかる炎は、地獄の怪物すら恐れさせる威力を誇る。 |
アグニ【2】
「神に背けば炎に包まれる。自明であろうに」 身の程知らずにも刃向かう愚か者たちを、腕の一振りで灼熱地獄へ追いやる。悲鳴すらも残らない。 |
アグニ【3】
「その運命を呪え。跡形もなく消し炭に変えてやろう」 肺が焼かれるほどの高熱の空気。己の運命を疑わない者だけが、この神の前に立て。 |
アグニ【4】
「強き者のみが、この世界を生きよ!」 アグニの炎の前では、あらゆる弱者が蒸発していく。弱さこそが、戦乱の地において最大の罪なのだ…。 |