ウゥルカーヌス【1】
「ふうぅ……。この衰えた槌にも魂を入れることができそうだな」 戦地の片隅で鉄を叩く小気味よい音が鳴り響く。そこには鍛冶を極めしウゥルカーヌスが槌を鍛え上げる姿があった。 |
ウゥルカーヌス【2】
「戦いの中で傷ついた武器も、私の手にかかれば必ず再生する」 ウゥルカーヌスは熱を帯び真っ赤に染まりし槌を高々とかざし、満足げな表情を浮かべる。鍛冶の腕で彼の右に出る者はいない。 |
ウゥルカーヌス【3】
「この聖なる炎をまとえば、何者にも討ち勝つ武器が出来上がろう!」 鍛え終わった武器に聖なる力を持った炎をまとわせ、魂を込める。ウゥルカーヌスだけに許された神聖なる儀式。 |
ウゥルカーヌス【4】
「炎の神よ、私に勇気と力を与えてくれ。この鍛え上げた武器で私が戦乱を収束させる!」 炎の神が持つ力を継承したウゥルカーヌス。自らが鍛え上げた武器を携え、燃えさかる戦場に立つ。 |