ウーラニアー【1】
「やっと日が暮れた……よし、起きるぞ!」 天体を司る女神・ウーラニアーは、身を焦がす太陽の光よりも、肌を優しく撫でる月と星の光の方が好みである。 |
ウーラニアー【2】
「今日も星の運行は正常だね。平和だなあ」 ウーラニアーは星を頼りに生きる船乗り達からも崇拝されている。彼女の持つ球体は、空に光る六分儀座である。 |
ウーラニアー【3】
「あら、それはちょっと悪戯が過ぎるんじゃない?」 ウーラニアーが六分儀を回すと、たちまち天地が逆転して、怪物は宙へと放り投げられた。そのまま叩き付けられ、動かなくなる。 |
ウーラニアー【4】
「もうすぐ夜が明けるから……それまでに片づけないとね」 ウーラニアーの力は夜に高まる。逆に夜が明けてしまうと、彼女の力は半減してしまう。 |