エピメテウス【1】
「いやいや、私は戦うつもりはないのだが」 神でありながら、どこか人間くさい雰囲気。油断させるつもりなのかと、襲いかかろうとした者も逆に混乱してしまう…。 |
エピメテウス【2】
「だから、戦う気はないと言っているだろうに」 愚鈍であるが逃げ足はすばやい。何としても追い詰めて打ち倒そうと、襲撃者たちは必死に知恵を絞ることになる。 |
エピメテウス【3】
「どうして皆、そこまで戦いが好きなのだろう」 今日も追っ手から逃れて、エピメテウスは休息の時を過ごす。戦わずともこの世界を生き抜くことは可能だと信じている。 |
エピメテウス【4】
「私も戦わなければ、いずれ後悔するのだろうか?」 初めて疑問を抱いたが、やはり性に合わない。愚鈍な青年神は、平穏な生活のために徹底的に戦いを避ける。 |