サラスヴァティー【1】
「水の流れの清らかさは、永遠に変わらない」 湖の中心で楽の音を奏で、女神は世界を見つめている。戦場の剣戟を、彼女は涼しい顔で聞き流す。 |
サラスヴァティー【2】
「万物は流転する。どこまでも、どこまでも」 創造も破壊も、すべてはその流れの一部。どこかで生まれ、失われる命もまたしかり…。 |
サラスヴァティー【3】
「策謀を授けます。有利に事を運びなさい」 知を司る女神は、あらゆる戦場における有効手段を見出せる。さながら水の流れを読み切っているように。 |
サラスヴァティー【4】
「変化に身を委ねる。それこそが正しい生き方…」 永遠の成功はなく、永遠の絶望もない。常に変化する戦場で、どれほど己を保てるか? 女神はそう問うている。 |