タラニス【1】
「俺の力がほしければ、生贄を捧げよ」 太陽と雷を司るタラニスは、生贄を好む残虐な神である。タラニスへの信仰の証として、毎年数百人の人間が生きたまま体を焼かれる。 |
タラニス【2】
「よかろう。雷の力を貸してやる」 生贄を捧げた相手には、タラニスは絶大な力を授ける。タラニスの雷は一撃で街ひとつを滅ぼすほどの絶大な威力を誇っているという。 |
タラニス【3】
「ふん、気に入らんな。俺は俺のやりたいようにやる」 あまりにタラニスの横暴が過ぎるため、他の神々がタラニスを窘める。しかしその言葉が届くことはない。 |
タラニス【4】
「それ以上、俺に指図するな。殺すぞ?」 ついに業を煮やした神の軍勢がタラニスとの戦いを始めた。タラニスが雷を放つたび地上では炎が起こり、大地は荒れ果てた。 |