テイア【1】
「人間の世界は、どうなっているんだろう」 神の中で最も知識に貪欲なテイアは、人間のことを研究すべく、一族の制止を振り切って人界に降りた。 |
テイア【2】
「人間のことを教えてくれる? そうしたら、お礼に良いことを教えてあげるよ」 テイアは、仲良くなった人間に神秘の術を教える。それが人間にどんな影響が与えるかも考えずに。 |
テイア【3】
「人間は面白いね。混沌としていて、何をするかわからない」 すべてが調和している神の世界とは違い、人間達の行動は計算できない。それがテイアを喜ばせる。 |
テイア【4】
「何するんだよ、ひどいじゃないか!」 幼い少女の姿をしているテイアは、時に人間から絡まれる。そういう輩は、テイアの持つ弓で射抜かれ、小さな虫に変わってしまう。 |