レト【1】
「ああ、争いなどなくなればよいのに」 誰よりも柔和な雰囲気を持つ、美しい女神。しかしこの世界では、何者も戦いの運命から逃れることができないと知っている。 |
レト【2】
「歓迎されているようですね。ありがたいことです」 レトの行くところ、風が踊り大地が微笑む。この女神が側にいるなら、いくらでも戦えると戦士たちは意気込む。 |
レト【3】
「致し方ありません。戦いましょうか」 この柔和な女神も、平穏を守るためならば武器を取ることを厭わない。そして放たれる力に、いかなる強者も気圧されてしまう。 |
レト【4】
「戦いの日々は、まだまだ続くのですね」 退けた敵の背中を視線で追いながら、レトは嘆息する。しかし女神はいつか平和が訪れると願い続け、戦士たちを励ましていく。 |