波夷羅大将【1】
「我は今、永遠の深闇より甦った。この終わりなき戦い、我が終結させよう」 波夷羅大将は、闇の狭間から静かに姿を現した。この戦いを終わらせること、それが彼に課せられた使命だ。 |
波夷羅大将【2】
「そんな軟な攻撃では、我の身体に傷をつけるなどできぬぞ」 人間をはるかに凌ぐ巨体を持つ波夷羅大将に傷を負わせるのは容易いことではない。だからこそ、味方にすれば頼もしい存在だ。 |
波夷羅大将【3】
「不穏な空気を感じる……。この波夷羅大将の目を欺こうというのか!?」 戦いのさなか、波夷羅大将がピタリと動きを止める。彼の危険を感じる嗅覚は、どんな野生動物より鋭い。 |
波夷羅大将【4】
「グハハハ、往生せいや! この矢がうぬらの未来を打ち砕いてくれよう」 波夷羅大将の手にした巨大な矢が地上に突き刺さるとなれば、おそらく多くの魂がこの世を去るであろう。 |