蔵王権現【1】
「この世の乱れ、目に余る!」 怒れる神がしびれを切らして、荒廃する世界に姿を現す。異様なまでの存在感が、空気を熱く、重苦しく変化させる。 |
蔵王権現【2】
「くだらぬ者どもが多すぎる…!」 怒髪天を衝き、憤怒の表情で地上を睥睨する。この権現が認めるほどの存在は、おそらく片手に余るほど。 |
蔵王権現【3】
「我に挑むとは愚かなり!滅してくれよう!」 蔵王権現は三鈷杵を使うことなく、大抵の者を屠ることができる。究極不滅の真理を体現する者、それが蔵王権現である。 |
蔵王権現【4】
「醜くうごめく悪鬼ども、その死に様を選ぶがいい!」 生かす価値のない者は、速やかに消滅させる。それこそが神の務め、終わりなき闘争だ。 |