カレス【1】
「巨人の相手なら私に任せな!」 巨人殺しの異名を持つ女神カレス。その名を知らぬ巨人はいないだろう。彼女は巨人たちにとって恐怖と憎悪の対象だった。 |
カレス【2】
「あたしだって巨人を好きで殺してるわけじゃない」 カレスは元々天界の賞金稼ぎだった。危険性ゆえに高額の賞金がかけられやすい巨人を集中的に狙ううちに、彼女はいつしか巨人殺しの名を持つようになった。 |
カレス【3】
「巨人があたしを恨んでるのは知ってるよ。だけど、あたしの標的は天界で悪事を働いてる巨人だけ。そこんところは忘れないでよね」 カレスの名声は、時に厄介な仕事を引き寄せる。ある日、彼女のところに舞い込んだのは、これまでのどの仕事よりはるかに危険なものだった。 |
カレス【4】
「おいおい、マジかよ……。こんなにでかい巨人はみたことないぞ」 天界を地獄へと引きずり落とそうとしている、巨人を討伐せよ。その指令所は神々の王から届けられたものだった。世界そのものをひっくり返すほどの巨大すぎる巨人相手に、カレスの戦いが始まる。 |