ヤム【1】
「私は海を司る女神よ。安心して私に身を任せなさい」 ヤムは母なる海の優しさを象徴する。彼女の優しさはすべてを包み込む海の慈悲を連想させる。だが、忘れてはいけない。海が持つ性質は優しさだけではないということを。 |
ヤム【2】
「海は時に激しく怒り狂う。この海竜は、そんな激しい海の象徴よ」 ヤムと共に戦う海竜は、常に激しい怒りに燃え上がっている。穏やかなヤムと猛る海竜。これこそが海の持つ二面性の顕現なのだ。 |
ヤム【3】
「海の本質は穏やかさと激しさだけじゃないわ。海の本質は……」 広い海原が、すべてを包み込む。うねる大波がすべてを飲み込む。それらの両面に共通するものは、海が持つ圧倒的なパワーだ。人知の及ばぬ圧倒的な力こそ、海の本質なのだ。 |
ヤム【4】
「覚悟を決めなさい。私たちと戦うということは、海そのものに挑むことと同義なのよ」 ヤムと海竜は敵にはっきりと宣言する。海に挑むことがどれほど愚かなことか、分からない者はいないだろう。穏やかに、そして激しく、敵は怒涛の攻撃を受けて海の藻屑となる。 |