パリエラ【1】
「学ぶところがある。人間にも、魔物にも」 エルフの血を引き弓矢の扱いに長けた春の神パリエラ。元来真面目な性格の彼女は出会うもの全てを師とし、奥義の鍛錬に余念がない。 |
パリエラ【2】
「この弓矢が武器になるだなんて…悲しいわ」 パリエラの弓矢は、元は春の訪れを告げる祭器であった。この混沌とした世界で意味は失われ、強力な武器として名を轟かせている。 |
パリエラ【3】
「神の驕り・人間の傲慢・魔物の狂乱…どれも同じね」 神族と言えども咎がないわけではない。強力な弓矢を手にする彼女の倫理は世界への与し方を難しくさせる。 |
パリエラ【4】
「百発百中…! 胸に風穴を開けてあげる」 引き絞られた矢は、一陣の風と春を象徴する花びらとともに飛んでいく。世を乱す強襲者の息を止めるまで彼女の静かなる戦いは続く。 |