増長天【1】
「ここはお任せあれ。何者も通しませぬ」 南方を守護するインドラ四天王。思いきりしかめた顔で睨みつけられれば、弱者はことごとくすくみ上がる。 |
増長天【2】
「まだまだ力不足の模様。出直してこられい!」 正面突破を図る戦士たちを苦もなく退ける。半端な攻撃を仕掛けたところで、一歩たりとも動かせない。 |
増長天【3】
「ほう? これはなかなかたいした技」 相手が優れた戦いを見せれば、武神として賞賛する。こんな時代、戦場にも華がなければつまらない。 |
増長天【4】
「ならば見せて進ぜよう、真の力を!」 その瞬間、さらに体の容積が増大する。この最終形態を取ったということは、相手の力を認めたということでもあるのだ…。 |