エウテルペー【1】
「あ、あの……わたくしに何か……ご用でしょうか?」 エウテルペーは目を伏せて、両手でぎゅっと小さな声で尋ねた。その姿は可憐な少女にしか見えない。 |
エウテルペー【2】
「曲を聴きたいのですか!? それならば、ぜひここで!」 音楽の話になると、エウテルペーから怯えた表情は消えさる。かわりに興奮で頬が赤く染まった。 |
エウテルペー【3】
「わたくしの曲を聞いて、少しでも楽しくなってもらえれば……」 エウテルペーの奏でる曲は、悪魔ですら頭を垂れて聞き惚れるという神域の音色を持っている。 |
エウテルペー【4】
「………………」 エウテルペーは笛を口に当てると、静かに演奏を始めた。たちまち辺りの鳥はさえずりを止め、立ち枯れていた木々に緑の新芽が萌え出る。 |
エウテルペー【魂極1】
エウテルペー【1】と同じ
エウテルペー【魂極2】
エウテルペー【2】と同じ
エウテルペー【魂極3】
エウテルペー【3】と同じ
エウテルペー【魂極4】
エウテルペー【4】と同じ