オプス【1】
「平和と繁栄はいつだって怠惰で退屈なものよ。あなただってそう思うでしょ?」 蝶が舞うように、魚が宙を泳ぐ宮殿。繁栄の女神オプスはそこにいる。満ち足りた世界を生きる彼女には、危険も悪意も存在しない宮殿は退屈という格子に囲まれた檻のようだった。 |
オプス【2】
「私がここで繁栄を祈り続けることで喜ぶ人がいる……だけど、私は何を喜べばいいの?」 繁栄の祈りと安寧の儀式は、彼女の不満を高めていく。外から入り込む光は美しく、彼女のあこがれは増幅されていく。 |
オプス【3】
「外の世界は光に満ちている……私がもたらした繁栄の光があふれてる……決めたッ!」 決意を固めたオプスは外の世界へと飛び出した。地に降り立った彼女の目に映ったのは、それまで見たことがないほど美しい湖だった。 |
オプス【4】
「こんな美しい湖は初めて……ここに新しい宮殿を建てなくちゃ」 清らかな湖の水を妖精の小瓶に詰めると、彼女はその水に魔法をかけた。水はみるみるうちに宮殿の形となり、彼女の新たな拠点が築かれた。 世界を知らなかった彼女が外の世界に出た第一歩。そして、世界の新たな繁栄の第一歩である。 |
オプス【魂極1】
オプス【1】と同じ
オプス【魂極2】
オプス【2】と同じ
オプス【魂極3】
オプス【3】と同じ
オプス【魂極4】
オプス【4】と同じ