【月神】アルテミス【1】
「この矢は、死すべき運命にあるものを射抜く……」 月の女神アルテミスが持つ弓矢は、神の許しを得たものだけが手にできる神器。月の光を浴び、その精度を高める。 |
【月神】アルテミス【2】
「弓の狙いが定まらない……月の光が鈍くなっているせい!?」 アルテミスの放つ矢は、狙った標的を必ず射る。しかし、それが今、月の陰りとともに狂いを生じさせている……。 |
【月神】アルテミス【3】
「夜なのに空の色が……。この世の終わりが近づいている……」 闇があるからこそ、光がある。その境目が曖昧になってきていることに、アルテミスは危機感を憶えていた。 |
【月神】アルテミス【4】
「さあ、神を冒涜する者よ、愚かな星と散れ!」 アルテミスが放つ矢の先端から光が溢れだし、運命の弓は引かれた。その光矢が描く軌跡は、勝利を告げる狼煙となる。 |