ウラヌス【1】
天空にはいくつもの神島が浮いている。その多くはウラヌスによって浮かべられたものだ。 天空の平和と清廉さは彼の無尽蔵の神力によって守られおり、その双肩にかけられた責任は重い。 |
ウラヌス【2】
ウラヌスが指を光にかざせば、全天がその神力に反応する。 まばゆい光と共に発動するその力は、あらゆるものに見えない翼を与えるだけでなく、あらゆるものに重圧を与え、地面に縛り付けることもできる。 |
ウラヌス【3】
ウラヌスの力の根源は光である。日の出ている明るい空ならば、誰も彼の力を止めることはできないだろう。 だが、太陽の姿が消え、夜の帳が下りればウラヌスの力は大きく衰えてしまう。 宵闇を闊歩する魔族たちにとって、それが唯一の救いなのだ。 |
ウラヌス【4】
太陽の輝き、月の明かり、星の瞬き……空を彩るあらゆる光には力がある。世界に降り注ぐあらゆる光から神力を引き出したウラヌスは、太陽の届かない深い夜の中でも無類の力を発揮した。 もはや彼の前に一片の闇すら残らない。空の続いているすべての世界で、ウラヌスの神力は響き渡るのだ。 |