エクバタナ【1】
「集え、天使たちよ!戦の時だ!」 天界には様々な才能を持つ神々がいる。エクバタナの才能は、人を率いることだ。彼女自身の能力が他の神に比べ突出して高いわけではない。しかし、彼女には周囲をひきつける不思議な魅力があった。 |
エクバタナ【2】
「私が一人でできることなど、たかが知れている。だが、ここにいる家族たちとならば何でもできるだろう」 エクバタナは誰とでも分け隔てなく接する。そして、彼女は自分についてきた者たちを必ず家族として愛するのだ。 |
エクバタナ【3】
「家族を戦に巻き込むのは辛い。だが、今は戦うべき時だ。この運命から逃げることはできない」 古の魔竜が復活し、天界にとって大きな脅威となっていた。エクバタナは有志の天使たちとともに魔竜の討伐に向かう。 |
エクバタナ【4】
「私は自分の家族を見殺しにしたりはしない」 魔竜の力は凄まじく、幾人もの天使がその力の前に倒れた。エクバタナにも竜の凶牙が向けられたが、彼女は決して怯むことも逃げることもしなかった。散っていった命のために、守るべき家族たちのために、彼女は戦う。その姿にこそ、多くの者が彼女に付き従う理由がある。 |