ストリヴォーグ【1】
「風はいいよ。何にも縛られない、自由の象徴さ」 ストリヴォーグは自由を愛する。風のように世界を旅し、風のように誰の命令も受けない。そうやって彼女は、神としての役割すらも忘れて、放浪を続けている。 |
ストリヴォーグ【2】
「これは火薬のにおい……この近くで争いが起こっているみたい」 戦場の近くを通ったストリヴォーグは激しい戦闘に遭遇した。いや、それは戦闘と呼べるようなものではない。魔族が一方的に人間の村を蹂躙している様子だった。 |
ストリヴォーグ【3】
「なんてひどいことを!こんな暴虐が許されていいわけない!」 ストリヴォーグは竜巻を起こし、魔族を吹き飛ばす。そして、この大陸の自由の民が置かれている状況を、ようやく理解したのだった。 |
ストリヴォーグ【4】
「私はこれまで神としての仕事を放棄してきた……そうやって自分だけの自由を楽しんでいたんだ」 人々の自由を脅かす魔族。その討伐がストリヴォーグの本来の役割だった。それをようやく思い出した彼女は、敵を斬り裂く風を武器に戦う。大陸すべての自由のために。 |