フリーン【1】
「旧き盟約に従い、お前を護ることとなった。よろしく頼む」 一方的にそう告げると、フリーンは人間の側に腰を下ろした。相手の都合など、フリーンには関係のないことだ。 |
フリーン【2】
「迷惑? そんな訳はないだろう。私はお前を護っているのだぞ」 人間が何を言っても、フリーンは決してその側を離れない。それが彼女の「盟約」だからだ。 |
フリーン【3】
「大丈夫だ、お前のことは私がきっと護ってやる。お前は私を利用すればいい」 フリーンは相手の感情を求めない。ただ、側にいさせてくれればそれで満足なのだ。 |
フリーン【4】
「貴様らの刃は決してアイツには届かない。なぜなら私がここにいるから」 フリーンは不敵に笑うと、剣を抜いて、迫り来る敵軍の前に立ちはだかった。 |