プシュケ【1】
「転生して女神になるなんて、夢みたい」 神族を代表する美女アフロディーテすら嫉妬したといわれる、元は人間であった愛の女神がプシュケである。彼女の傾城の美貌は神界の紳士達をも狂わすほどであった。 |
プシュケ【2】
「神族って皆優しいと思っていたわ…本当は、人間と同じなのね…」 彼女の絶世の美しさに、男は争いを始め、女は嫉妬に狂う。人間であった時のプシュケの悩みは、神界でも晴れることはなかった。 |
プシュケ【3】
「この世界に必要なものは愛でしょ?」 女神となった今、彼女の使命は唯一つ。愛によって世界を救うことである。プシュケは愛の女神として志を立てるも、その美貌は幾度も愛憎劇の切っ掛けとなってしまうのだった。 |
プシュケ【4】
「愛が争いを起こすことも…あるのかな…?」 かの冥王ルシファーも、雷帝ゼウスも、英雄王ギルガメシュすらも、美の女神プシュケの色香に惑い、狂い、彼女の愛を求めてやまない。世界の混沌の源泉はひょっとすると彼女なのかもしれない。 |