【夏祭り】巫女狐タケコマイナリ【1】
「この日を楽しみに待っていたんです♪お一人なら一緒にお祭りを回りませんか」 ふと通りかかった神社で出会った少女。二人の短い夏の物語が始まった。 |
【夏祭り】巫女狐タケコマイナリ【2】
「そんなにじ~っと見つめて何か見えるのですか?」 少女に言われて我に変える。お互いの心の距離が近づきつつあるのを感じるのはお祭りのせいなのだろうか。 |
【夏祭り】巫女狐タケコマイナリ【3】
「ワタシを好きになってはいけません。だってワタシは…」 何かを言いかけ俯く少女。はじまったばかりの夏の恋はあと少しで終わりを告げようとしていた。 |
【夏祭り】巫女狐タケコマイナリ【4】
「今日のことは内緒に…ワタシは人間ではないのですから」 祭りの終わり。その言葉を残して少女は消えてしまった。 |