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神属性/UR/アウローラ

Last-modified: 2018-03-19 (月) 18:41:14

アウローラ【１】

「この地には悪意と恐怖が渦巻いている。ここに光をもたらさなければ」
天から舞い降りた曙の神ｱｳﾛｰﾗは地上の惨状を見て決意を固めた。恐るべき暴君の圧政により貧困にあえぐ民を、ｱｳﾛｰﾗはいかにして救うのか。

「なぜ立ち上がらんのだ!自由を手にしたくはないのか?」
曙の神ｱｳﾛｰﾗは民たちに問う。だが、王の圧政に苦しめられ、疲弊しきった民たちには、もはや反抗の力すら残されていなかった。彼らの虚ろな瞳には、輝かしい光の神の姿は映らない。

「私が王を討つことは容易い。だが、それで本当に民を救うことになるのだろうか」
生気を失った瞳の民たちを前に、ｱｳﾛｰﾗは自問する。彼らに必要なのは、自由を与えられることではなく、自由を勝ち取ることのはずだ。そう気づいたｱｳﾛｰﾗはさっそく行動に移った。

「民よ、立ち上がれ!自らの手で、自由を勝ち取るのだ!」
ｱｳﾛｰﾗの呼びかけに兵士たちが鬨の声でこたえる。これまで虐げられてきた民たちは、ｱｳﾛｰﾗの手により鍛え上げられ、今や国王の軍隊と渡り合うほどの力をつけた。
運命は自らの手で切り開かなければならない。人々の戦いが始まる。