アルラタ【1】
「そこに平伏しなさい。死ぬまでイかせてあげる」 アルラタはエレシュキガルという二つ名を持つ、闇を司る冥界の女神である。光を司るイシュタルの姉にして最大の敵でもある。 |
アルラタ【2】
「精気を全て絞りとるわよ…あの世で自慢するといいわ」 アルラタの性欲はイシュタルのそれとは趣を異にする。性に対して完全に利己的な彼女は、人も神も魔族も見境なく襲い、死ぬまで絞り尽くす。 |
アルラタ【3】
「今回の人間はわりと楽しめたわね…やっぱり死んじゃったけど」 アルラタは何度も絶頂に達し、その汗と分泌液は冥界の大地に降り注ぐ。アルラタの雨が冥界を巡る川となり、その恵みが魔族の命を育むのである。 |
アルラタ【4】
「私を満足させられる者はどこに居るのかしら…」 武力をもってアルラタに対峙した者は残らず灰燼と化している。しかし、その身体をもって対峙した者は、死に涸れながらも表情は絶頂の喜びに彩られるという。 |