コルンバ【1】
「さぁ、どんな問題も平和的に解決するわよ!」 コルンバには様々な異名がある。『平和の伝道師』『愛の修道女』『安寧の使者』……。しかし、それらはいずれもコルンバ自身が広めたものである。彼女の本当の異名は一つだけ。『暴力聖職者』である。 |
コルンバ【2】
「私は怒ったりしないから安心して。いつだって冷静に平和的に相手をボコボコにするから」 コルンバが口にする『平和』という言葉は、一般的な意味と少し違う。彼女がいう『平和』とは、死者がでない状態のことを差す。 |
コルンバ【3】
「私ね、ハトが大好きなの。だって、ハトって平和の象徴でしょ?」 コルンバがなぜ平和に執着するのか。それは彼女にしか分からない。人々の平和と繁栄のために父と兄を徴兵された彼女にしか、彼女が愛する平和の意味は分からない。 |
コルンバ【4】
「知ってた?ハトって本当はものすごく獰猛なんだよ?」 猛るハトたちと共に、コルンバは本来の力を発揮する。力で敵をねじ伏せ、完膚なきまでに叩き潰す。その姿こそ、彼女が暴力聖職者と呼ばれる所以である。平和を投げ捨てたコルンバは、誰にも止められない。 |