ズリエル【1】
「私は今、この空間に誕生した……。私に与えられた使命は……」 遥か宇宙の彼方で、戦いを司る一人の天使が生まれた。これからの彼女の行動が、愚かな星の運命を決める……。 |
ズリエル【2】
「ああ、なるほど……。あの星で起きている秩序なき争いを止めればいいのか……」 生まれたばかりの天使に課せられたのは、無秩序に繰り返される戦乱を収束させること。 |
ズリエル【3】
「む、これは……次元の歪みが……大きい!? 早くしなくては、手遅れに……」 この広大な宇宙が予測するよりも早く、神判の刻は迫っているようだ。祈りの声も、もう届かない。 |
ズリエル【4】
「手遅れにならぬうちに、あの蒼き惑星を救おう。場合によっては、生命の保証はないが……」 宇宙の彼方より天使が舞い降りる。しかし、救いの主に握られた黄金の剣に慈悲はない。 |