マスティマ【1】
「神より授かりしこの大剣で、あらゆる邪悪を斬り裂いて見せる」 正義の炎に燃えるマスティア。彼の持つ大剣は神が直接彼に授けた、聖炎をまとう名剣だった。その剣が折れない限り、彼の正義は決して揺るがない。 |
マスティマ【2】
「邪悪が迫っている」 マスティアに悪魔討伐の命令が下ったとき、彼は既に邪悪な気配を感じ取っていた。天が進軍すべき方向に光を差し、マスティアに戦地を伝える。正義と悪の戦いがまさに始まろうとしていた。 |
マスティマ【3】
「私の剣が……!」 闇は時として光をも呑み込む。悪魔の軍勢は天使たちを屠り、ますます猛る。そんな邪悪な敵に振り下ろされたマスティアの剣は砕け散り、神を包んでいた神の加護もまた消滅した。 |
マスティマ【4】
「神が私に与えたのは剣ではない。決して折れぬ信念だ!」 折れた剣を拾うと、マスティは叫んだ。かつての大剣は短剣ほどの長さになったが、その光は失われていない。剣が折れても、彼の信念は折れなかった。正義を愛し、悪を討つというその信念が砕けない限り、彼は戦い続ける。 |