麻姑【1】
「仙術は魔術とは違います。自然の気の流れを利用し、それを自らの力とするのです」 美しい自然を愛する麻姑。彼女にとって森も山も川もすべて自身の一部である。だからこそ、彼女は強力な仙術を難なく扱うことができるのだ。 |
麻姑【2】
「自然の中で生きる我々は、自然に逆らうことはできません」 雄大な自然に身を任せ、穏やかに流れる小川のように、静かな気の流れをすくいあげる。麻姑がいつも穏やかなのは、彼女自身の感情の高ぶりが、自然を委縮させ、気の流れを変えてしまうからだ。 |
麻姑【3】
「自然は時に激しく猛り、牙をむく。ですが、それさえも受け入れる必要があります」 自然は気まぐれだ。だが、嵐さえも認め、自らの力とすることができる。麻姑の強さの秘密は、自然のあらゆる側面を抱擁する寛容さにあるのだ。 |
麻姑【4】
「さぁ、戦いの時です。自然よ、私と共に戦いましょう!」 穏やかな自然と荒ぶる自然。そのどちらも受け入れる麻姑には、自然と同様の二面性がある。普段の彼女からは想像もできない苛烈さが、彼女の戦いの中にはあるのだ。 |