魔属性/LLR/アケローン

Last-modified: 2018-03-25 (日) 15:35:19


アケローン【1】

アケローン【1】
アケローン【1】
レアリティLLレアデッキコスト100
Atk55020Def46520Int52520
スキル死者の河【水】Lv1/25
敵全体の攻防ダウン
「今日はいっそう、数が多いわね」
河で水を浴びながら、アケローンは船着き場に集う死者たちを数えた。この河は現世と冥府とを分かつ境界の河。そしてアケローンは、この河の精である。

アケローン【2】

アケローン【2】
アケローン【2】
レアリティLLレアデッキコスト100
Atk73020Def61740Int69700
スキル死者の河【水】Lv1/25
敵全体の攻防ダウン
「あの子は銅貨を持たせてもらえなかったのね、かわいそうに」
冥府に渡る船が船着き場に到着して、乗せてもらえない者もいる。旅立つとき、遺族に渡し賃の銅貨一枚を供えてもらえなかった者だ。渡し守のアケローンは堅物であり、どんな事情があろうと銅貨がなければ船には乗せない主義だった。

アケローン【3】

アケローン【3】
アケローン【3】
レアリティLLレアデッキコスト100
Atk92880Def78530Int88660
スキル死者の河【水】Lv1/25
敵全体の攻防ダウン
「これからの二百年は、あの子たちにとって永遠に近い時間なのでしょうね」
渡し賃の銅貨を持っていなかった者は、この川辺を二百年の間さまようことになる。二百年をすぎると、ようやく無賃でも乗ることのできる船がやってくるのだ。死者の魂にとって、それはあまりに無意味で空虚な時間だった。

アケローン【4】

アケローン【4】
アケローン【4】
レアリティLLレアデッキコスト100
Atk99370Def84020Int94850
スキル死者の河【水】Lv1/25
敵全体の攻防ダウン
「あの子、親と一緒に渡れたのね」
数日後、あの子供の両親が追って来た。渡し賃を持って、親子で一緒に船に乗り、冥府へと渡っていく。それが喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのかはわからない。アケローンには河の流れとともに、死者たちの姿を見守ることしかできなかった。


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