ラハム【1】
「人の子よ、我らが愛しき子孫よ」 その島は破滅の際に立たされていた。周辺の海域には多くの魔物たちが集っている。島唯一の産業である漁にでることも、大陸に助けを呼ぶこともできなくなっていた。 |
ラハム【2】
「汝の声は波音を越え、我が耳に届いた」 多くの人の心は絶望に負けた。人々は、心を闇にゆだねてしまった。荒廃し、暴力と略奪に満ちる島。だが島には、強き心を持つひとりの乙女がいた。彼女は海に向かいひたすらに祈った。その祈りは、はるか海の底に眠った太古の女神を呼び覚ました。 |
ラハム【3】
「七つの写し身とともに、悪しきものを滅ぼそう」 女神は美しく気高い姿を海上に現した。自らの子であり、分身でもある七体の獣を呼び出し、それらとともに数多き魔物たちに立ち向かった。 |
ラハム【4】
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