【魔焔神】イフリート【1】
「我が名はイフリート。炎を司り、闇と灰の世界に生きる者」 炎の悪魔イフリート。火炎の山に住む彼と会えば、悪魔とはなんだったのかを思い出すだろう。彼ほど悪魔らしい悪魔はいない。 |
【魔焔神】イフリート【2】
「破壊と混沌、炎と灰。それが世界を構成するすべてだ」 イフリートの破壊に意味はない。なぜ無辜の民を屠るのか、そんな質問自体が彼にとっては理解不能なのだ。イフリートは悪魔、それだけですべてが説明できる。 |
【魔焔神】イフリート【3】
「燃えよ、燃えよ!」 天使も人間も同族の悪魔さえ、彼の徹底的な破壊衝動を止めようとした。だが、誰一人としてイフリートの暴虐を止めることはできなかった。できたことといえば、彼の住まう山に自らの灰を積み重ねたことくらいだ。 |
【魔焔神】イフリート【4】
「破壊と混沌。それが我がすべてだ!」 イフリートの魔炎は敵だけでなく、自らの体も焼く。だが、イフリートはそれを気にするそぶりを見せない。彼の目的は破壊と混沌。自分自身すらも、その対象に入っているのだ。 |