ディヤウス【1】
「かつて、この空を支配していたのは私だった!」 天空を司る神ディヤウス。しかし、それは過去の話。その地位を他の神族に奪われた彼女は、復讐の鬼となった。 |
ディヤウス【2】
「空の王たる私を、なぜ愚民どもは認めないのだ」 地下に落ちたディヤウスは、天空領奪回のために、兵を集めた。しかし、王の地位を簒奪された彼女に協力しようとするものは、どこにもいなかった。 |
ディヤウス【3】
「王の地位を奪われたとしても、私は王の器を奪われたわけではない」 ディヤウスは決して諦めなかった。簒奪者に対する復讐の炎が弱まることはなく、彼女の憎悪は強まるばかりだ。そして、少しずつだが彼女に協力すると申し出る者たちが現れ始めた。 |
ディヤウス【4】
「私は今や地獄の軍団長となった。だが、目指すものは天空だ」 集まり始めたディヤウスの軍勢は、加速度的にその規模を拡大していった。そして、ついには天界に対して本格的な戦争を挑めるほどの大軍勢となった。彼女は王を退いた。しかし、王としての器は決して失っていなかったのだ。 |