[情人節]ケット・シー【1】
「今年はオトナの味にチャレンジしちゃうんだからねっ!」 バレンタイン前の休日、ケット・シーはチョコレート作りに挑戦していた。去年よりちょっぴり背伸びをしてみよう、と心に決めて。 |
[情人節]ケット・シー【2】
「オトナは、ちょぴっとビターだよね!」 チョコをあげたい恋人がいるわけではない。しいて言えば、みんなのことが大好き! いつも仲良くしてくれる魔族の仲間たちにありがとうの気持ちを込めて、感謝チョコを贈るのだ。 |
[情人節]ケット・シー【3】
「あれ? なんかきれいにできないな? だったら!」 ちょっと成長を見せようと思ったのに、なぜか去年より不細工なできばえになってしまった。しかしケット・シーは慌てない。ちょっと失敗したチョコを、しっとりおいしいチョコケーキに作り替えた。トラブル対応のじょうずさが大人になった証なのだ。 |
[情人節]ケット・シー
「これでよし! あとは皆を呼んで、ミルクを温めよー!」 しかし、ケット・シーは自分が猫舌なのを忘れて、自分の分のミルクまでアツアツに温めてしまった。これでは今年も、子供扱いされそうである。 |