【闇烏】ネヴァン【1】
「私の力を貸して欲しいの? だったら、この戦場を生き残りなさい」 戦と破壊の女神・ネヴァンは、気まぐれで人間に手を貸すこともある。それが幸運かどうかは定かではないが。 |
【闇烏】ネヴァン【2】
「ふふふ、安心して。死んだら、その体は私がもらってあげるから」 戦いを終え、返り血で全身を朱に染めた戦士に対して、ネヴァンは妖艶に微笑んだ。 |
【闇烏】ネヴァン【3】
「私の槍を見たいなら、見物料にあなたの命が必要になるけれど」 ネヴァンは不敵に笑うと、槍を軽く払った。力を込めたようにも見えないその攻撃で、相手の首はポロリと地に落ちた。 |
【闇烏】ネヴァン【4】
「つまらない戦いを私に見せないで! 魂が退屈で腐ってしまうわ」 翼を羽ばたかせると、ネヴァンは縦横無尽に槍を振るい、敵味方の区別無く、動く物全てを蹂躙した。 |