パーパ【1】
「安心してください。私は魔族ですが、心優しき聖者ですから」 パーパは常に微笑みを絶やさない。彼女は慈愛を持って人々に接し、彼らの幸せを願うあまり、その命を奪うのだ。 |
パーパ【2】
「現世は苦難と悲しみに溢れています。そこから救われる最も簡単な方法を、私は知っています」 パーパの殺戮には一切のためらいがない。彼女は人々をこの辛く苦しい世界から本気で救おうとして行動しているのだ。 |
パーパ【3】
「私はかつて天界に住む天使だったの。その頃は、きっとこの世界を愛に溢れた素晴らしいものにしてみせると思っていたわ」 パーパが望む世界は訪れなかった。天界にも醜い権力争いは存在し、その事実がパーパを絶望させた。 |
パーパ【4】
「この世界から穢れは消えない。それならば、この世界から逃げる以外に美しくあり続ける方法はないじゃない」 パーパは誰よりも優しく、慈悲深い。だが、その気持ちがあまりにも強すぎるがゆえに、彼女の虐殺はためらいも後悔も伴わずに行われる。 |