グラーフツェッペリン

カタログスペック

ＣＶ２だというのに、ＣＶ３の扱いを受ける不遇な艦。
実際の性能はＣＶ２.５という感じであり、
少し不足しがちな容積以外は及第点の、
バランスが取れた独ＣＶである。

運用法例

ザイドリッツの延長線的な戦術で戦うのが好ましいだろう。
今度は積載量にある程度の余裕が出来たので、
積極的に敵BBを空襲したい所である。
しかし、シュツーカE型でも使おうものなら
帰還爆に対して回収する気を回してやらないと
あっという間に未帰還機多数で戦犯確定となるだろう。

同時発進8という数字は、PCAクラスの艦であるならば、
芯に全弾叩き込むことにより、十分蒸発を狙っていけるので、
的確に爆弾を叩き込み、敵を駆逐していこう。

生存性

ザイドリッツに比べ、比較的舵力が上がり
魚雷を回避しやすくなっている。
しかし、船体が太くなってしまったので
爆撃機の攻撃に対しては、的確な回避行動と、
ある程度の速度が出ていないと、高確率で被爆するだろう。

AAに自信があるなら08砲を7セット積むことが可能なので、
6基による弾幕射撃で爆撃機にプレッシャーを与えるのも良いだろう。

総括

事実、ＣＶ２.５という不遇なポジションで無かったら
ＣＶ２としての能力は最高クラスだったろうに・・・。

他国籍との差別化を積極的に行った
艦船設計や立ち回りが求められる艦だろう。
クセは強いが、使いこなすと脅威の同時発進8機が火を噴くこととなる。
汎用性が高く、潜在力を十二分に秘めている。