レキシントン

Last-modified: 2011-11-20 (日) 22:23:09

カタログスペック

Lv:99補助:3+7名
R:76*4T:0
容積:9840同時発進:10
舵力:33価格:6642000cr

米国CV5。エセックス級の次級に相当する米国通常CVの頂点。
愛称はLEX。
補助席は8に、同時発進も10に強化されている。
積載数の多さから大艦隊戦で航空機切れに悩まされることは殆ど無いだろう。
Rマウントも大型DD並に強化されており強力な砲の搭載が可能。
細く長大なシルエットは独特で、米国最後のCVとしての威容を誇っている。

運用法例

積載面では1次爆では98機、2次爆で82機が搭載可能である。
最早艦載機切れに悩まされることは無い…と言いたいところだが、
完全封鎖にさらされると大艦隊でも航空機が空になる事もあり、
また空にならないまでも残機が少ないとローテに支障をきたすため、
ある程度は帰還させる必要がある。
数回戻せば時間切れまで持つので、基本は積極的に運用して行きたい。

帰還機も出来る仕事は意外と多く、
視界の確保、潜在を切った敵艦への体当たり、偵察の撃墜、他の攻撃隊の囮等がある。
僅かな差が大きな結果の違いになる事も多く、
余裕のある帰還機を有効に活かせるようになれば、
LEX乗りとして非常に価値のある乗り手であるともいえる。

同時発進10機のため基本的には5*2の10機編隊を基調とすべきだろう。
CA以下を簡単にオーバーキルでき、
BB5に対しても最短2回の爆撃でケリをつけられる火力は圧巻。
米爆の機動力を活かし確実に攻撃を決めていけば、
いつの間にか敵戦線が崩れていることも多い。

起死回生を狙うためにどうしようもない場合は溜め爆も狙っていくといい。
5*5+3*3の19機編成が基本となるだろう。
爆P7名編成なら3*3+3*3でも面白い。
やや時間が掛かるため狙いどころは難しい。
通常編隊でも非常に強力な攻撃力を持つため、
出来る事なら通常編成で勝負をしたいところである。

生存性

両舷射撃可能なRマウントが4つ。
容積は優秀であり、様々な砲の搭載が可能。
ただし、これほど大型CVが小型に張り付かれる状況は
既に勝敗が決している場合が多く
補助を積んだほうが一般には良い場合が多い。

速度は満載で34/26knotと非常に遅い。
しかしながら補助に余裕があるため機関兵の積載が可能となっている。
機関兵を積めば満載で41knot、軽量化すれば43knotまでが発揮可能。
舵力は33とCVとしてはそれほど良くも無い数値だが、
40knotを超えられればグイグイ曲がるため、
機動性に問題を感じることは殆ど無いだろう。
同級の当たり判定は非常に細く、自艦の当たり判定と
舵の特性をしっかり利用すれば爆撃を完全回避することも可能。

DPは丁度22000である。
ギリギリ爆撃10機編隊の一撃死の圏内であり、
余所見をしていれば一瞬で沈むこともある。
回避能力を活かすためにも”エアクラフトインサイト”の警告に耳を澄ませよう。

総括

攻撃面ではCV5としては最高クラスの性能であり、最良の全爆艦でもある。
航空機運用力は補助8のCV6に劣るのは仕方が無いが、
全爆艦としての資質は同級の方が遥かに優れている。

攻撃面、防御面でのバランスの良さがその理由である。
原則防御能力を持たない全爆において、
敵航空機による攻撃を”無効化しうる”というのは極めて大きな利点である。
なぜなら沈んでしまっては全爆の良さである攻撃力を活かすすべも無いからである。

同級は航空攻撃に対しては極めて耐久性が高く、
これは前線に近い場所での積極的な攻撃参加を可能としている。
前線に近ければより高頻度で攻撃機を送り込めるため、
単位時間当たりの火力を向上させることが出来る。
不意の攻撃にも余裕を持って対抗できるため運用の自由度は高い。

長く厳しかったエセックス時代を乗り越えた者だけに許された、
米爆を心置きなく遊ぶための最高の全爆艦であるといえる。