持久戦について
基本編で必中角度の話をしたが、敵艦が手練であれば
そういう射点には付かせないように操艦する。
敵が運動性の良い艦だとここで膠着状態に陥る事も少なくない。(下図)
下図のLEXが最適な回避機動を取り続ける限り
このままでは爆が命中する事はない。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
こうなると敵艦のOHが切れたり、根くたびれして敵がミスしない限り
延々爆は行ったりきたりするハメに陥る。
もちろんいずれは追いつけるので勝負し続けてもいいのであるが
戦やAAが飛んでくるため、そういう時間的余裕が無い場合が多い。
ロックタイミングずらし
そういう状況を打開する1つの方法に敵の動きを予想して、
ロックタイミングを普通より速めで行うやり方がある。
具体例として、蛇行するLEXと対戦する場合を想定したのが下図。
3色のラインはそれぞれ
黄色→初期ロック
青色→初期ロック解除後の空走距離
赤色→終末ロック
を示す。
↑1図
爆撃に気づいたLEXが教科書どおりの回避機動を開始。
初期ロックはフェイクなので早い段階でロックを外す。
あまり速すぎると気づかれるので注意。
↑2図
敵が反転するのと同じくらいに敵に再ロックを開始。
本来当たらないはずの地点からのロックであるが
大概のIDは回避機動のセオリーから自ら当たりに来てくれる。
↑3図
最終アプローチ。
この時点では最早LEXが舵をどちらに切っても当たる必中位置である。
進入に失敗して爆が当たらないと判断した場合は
この時点でロックを解除してやり直すと良い。
↑4図
LEXに命中弾。
英爆9機で27000のダメージ。
潜在がすっ飛び、飛行機が当たれば沈む状況。
上記はあくまで一例であるが、舵の良いCVと勝負する際の有効な一手となりえる。
ただしあくまで奇手の一つなので常用するものではない。
1つの手段として覚えておくといいだろう。