カタログスペック
Lv:66 | 補助:3+6名 |
R:47*6 | T:0 |
容積:5700 | 同時発進:7 |
舵力:33 | 価格:3626000cr |
龍驤に次ぐ日CV3。
日CVらしい非常に均整の取れたフォルムと色合いを誇る。
良好な積載能力は全爆の母体としては悪くないものがある。
しかしながら同時発進数7という中途半端な数字が同級の運用を難しくしている。
他国CV3が軒並み同時発進8であり、瞬間火力が重要な全爆にとってこの差は大きい。
とはいえ発進6の龍驤と比べ火力は間違いなく上昇しており、
この微妙な違いを生かせるかどうかが同級を扱う上で重要な課題となってくる。
運用法例
積載面では1次爆では57機、2次爆で47機が搭載可能。
豊富とは言えないまでも、CV2龍驤と比較して搭載機数差は隔世の感がある。
攻撃プラットフォームとしての価値は大きく向上していると言える。
しかしながら同時発進7機という中途半端な攻撃性能がネックとなる。
準備時間あたりの発進効率の良い3*2編成をしたくなるところであるが、
ここでは準備機数3×4の7機編隊での出撃を強くお勧めしたい。
これは敵(特にCA以下)を一撃で倒せる確立が格段に上昇するからである。
攻撃1サイクルに時間のかかる爆撃では、敵を一撃で倒せるかどうかは至上命題であり
攻撃機数が1機の増加は、非常に大きなアドヴァンテージとなる。
この点は同級以降のCVでも変わらない為、覚えておくといいだろう。
生存性
Rマウントは龍驤と変わらない。
銀星FDからは身を守れるため、積んでおくと保険にはなる。
爆雷回避については、足はそれなりに速いものの、舵の利きが良くないのが非常につらい。
当たり判定もすっきりした外見とは裏腹に大き目の設定となっている。
水準以上の腕の爆に狙われた場合、生き延びるのは難しい。
他国CV3はいずれも小回りの効く点から比べると生存性は最低ともいえる。
強力な補助と機関兵を積める場合は効果が大きくしぶとい運用が可能となるが
その環境を達成した者は他のCVを運用する事が多く、
あえて同級を運用する必要性に駆られることは少ない。
餌にされない為にも敵CVに位置を悟られないような、艦運用面での努力が必要だろう。
総括
CV3として積載量は高いものの、攻撃面では標準的な能力にとどまる。
他国より1機少ない同時発進数での不利は、
日爆の威力の高さを鑑みてもカバーしきれているとは言えない。
大型CAは倒せる場合もあるが、討ちもらす事も多く、運用面では非常に悩ましい。
一方対BB戦でのパンチ力は向上しており、
BBに波状攻撃を掛けてプレッシャーを与えていくのも一つの方法である。
友軍の砲艦と連携できれば強力な敵を撃破する事も可能。
単独でBB5を相手にする場合は、やはり溜め爆に頼らないと苦しいだろう。
日CV全般に言えることだが生存性が低いのが同級の一番辛い所。
CV3クラスともなると非常に狙われやすくなるため、
回避以外に確たる自衛手段を持たない全爆というスタイルにとっては、
非常に大きなデメリットとなる。
以上の理由から同級は全爆として運用するにはやや難しい点を覚悟すべきだろう。
もちろんいい面もあるため運用次第では大化けしうる面白い艦でもある。