垣内善治(かきうちぜんじ)

Last-modified: 2023-01-07 (土) 22:16:40

表サクセス

 火星カンパニー社長で火星オクトパス監督。
 豪放磊落な夢追い人。社長というより、ヤ○ザの組○とでも言ったほうがしっくりくる風貌と立ち振る舞いである。
 ライバルチームである「ラッキーフラワーズ」を率いる木岡とは犬猿の仲の友人関係にあるようだ。
 名前を『垣』『垣』と誤植されたこともある*1*2
 因みに眼帯をしているが盲目ではなく両目ともに見えているらしい。時々眼帯を左右つけ間違えていることもあるようだ。*3

パワプロクンポケット3(サイボーグ編)

 ひょんなことから火星の土地の権利書を手に入れ、火星に行くことを志すことになる。そのため、多額の賞金のかけられたプロペラ団の野球大会の優勝を目指していた。
 主人公が亀田に紹介された心当たりとして参加する際に入団テストを行い、結果人数不足もあってか主人公をチームに加えることになる。なお一年目のクリアに失敗すると彼の指示を受けた社員たちに川に投げ捨てられて再起不能になるので、実質彼に殺害されたも同然の結果となる。
 主人公(1・3)が火星オクトパスに入団後は主人公(1・3)にコーチを願い出てもらう。他にも裏の仕事を提供してくれることもあった。
 最初は野球を資金調達の手段としてしか見ておらず、2年目のプロペラ島大会1回戦でプロペラデストロイヤーズに勝利した展開では金目当て(優勝賞金の半額と引き換えに大会の辞退を要求された)に試合を辞退する。しかし社員たちが楽しそうに野球をしている姿を見てその決断を後悔することになった。
 野球を続けるうちに徐々に野球をすることに楽しみを見出すようになり、社員共々野球にハマっていった。木岡ともライバルチームとして積極的に試合を行うようになる。

パワプロクンポケット6(未来から来た男 町工場社会人野球編)

 裏野球大会2回戦の対戦相手として登場。火星に行く夢はまだ捨てていない。
 裏野球大会の賞品がプロペラ団の隠し財産との噂を聞きつけ、それを獲得する為に出場している。
 プロペラ島の野球大会で優勝した過去は全く知られておらず、主人公(6)達にも相手にされていなかった。また主人公(6)と垣内は2人が木岡と知り合いである事も互いに最後まで知る事が無かった。
 キャッチャー○持ちだった品川を捕手に転向(代わりに杉本を外野手送りに)させる。微妙な野手であった斎藤一をセットアッパーに転向させるなど、監督としての手腕も成長している様子。

パワプロクンポケット14(燃えろ!魔球リーグ編)

 サクセスでは登場しないが、トゥルーエンドで見られる一枚絵に眼帯を付けた彼らしき人物が登場。
 『3』エピローグで「次の世代が火星へ行ってくれる。」と主人公(1・3)に語っていた夢が叶った形になる。

裏サクセス

パワプロクンポケット5忍者戦国編

 さる国の「大名」で登場。の父。本名不明。姫の願いを叶える為に使いの者を風雅の国に送り込む。
 主人公(5裏)が野球人形を完成させ届けた際や120日経っても野球人形が未完成でのゲームオーバーでも登場。
 本作では帽子は外し髪を結んでいる。

パワプロクンポケット13海洋冒険編

 ヒガキがデスポート号に乗船する前の海賊船の船長とリコのイベントで登場した民間人から略奪を繰り返す非道な海賊と海上移動中のエンカウント海戦の敵で主人公(13裏)と戦う海賊の汎用人物「カキウチ」で登場。
 裏サクセスで本作唯一悪党で登場。

パワプロクンポケット14札侍編

 野球仙人の術の失敗で本作の世界に飛ばされたプロ野球選手「垣内」で登場。主人公(14裏)と同じ異世界の出身で、姿は『5裏』の大名に近い。ハガネを配下に従えている。
 召喚された際、その場を誤魔化そうとした野球仙人によって野球札を作る力を与えられ、そこから得た野球札で前ショーグンを倒し新たなショーグン(札ショーグン)となる。
 第二章ラストボスであり、本作の世界にはまだ存在していなかった「野球」という競技に即した野球札のルールと「札勝負に負けた者は野球札となり、カードに閉じ込められる」システムを考案し、野球札の実力がそのまま世界の支配権となるという新たな秩序を築いた張本人でもある。

 

 垣内はこれを「野球札の実力があれば誰でも偉くなれるし、刀による殺し合いと違って命も奪わない。野球札は平和をもたらした」と主張するものの、実際にはカードに閉じ込められるシステムのために野球札の実力が高い者には誰も逆らえず、それを良いことに札侍による放火や強盗が横行していた。結局のところ野球札は格差も暴力も排除できておらず、統治システムとして根本的に破綻していたのである。
 一章でこれを見てきた主人公(14裏)には「逆らう者をカードに閉じ込めるものも暴力」「命を奪わないからといって何をしてもいいわけではない」と論破され、真剣勝負で倒される。
 しかし真剣勝負の際には「野球札の実力を証明するのなら誰でも持っているような入門用のデッキで勝つべき」という主人公の提言に律儀に応じており、彼なりに自分が考案した統治システムには筋を通そうという様子が窺える。

 

 札を扱う騒動は解決して二章は終了。しかし本当の戦いは三章からで、突然現れた野球札を扱う謎の組織「天狗党」が全国各地を襲撃する。
 主人公に打倒された後はこの世界が気に入ってしまい、元の世界に帰る気をなくしている。
 実際にアルバムでその後本作の世界で野球を広めようとしている姿が見られる。


※簡単な意見交換にどうぞ。
 雑談・感想目的の書き込みはご遠慮下さい。
 このページにあまり関係の無い内容の場合、コメントが削除されることがあります。

  • 後の世代が火星に行くだろうと言っていたけど、生(14主)で見ることができただろうか? -- 2012-03-12 (月) 00:40:17
  • キャッチャー○持ちの品川を捕手転向させたり、野手として微妙な斎藤一をセットアッパーとして開花させたり…もしかして監督としてはパワポケ屈指の有能な人なのかも -- 2012-04-28 (土) 01:12:47
  • 裏の垣内は現実世界のプロ野球選手だろ?垣内が野球に興味もって猛練習してプロになった可能性はあるか? -- 2013-08-18 (日) 15:40:16
  • ↑14でもいるっぽいし6の時点でも結構歳だろうからないんじゃないかな? -- 2014-02-21 (金) 18:37:04
  • こいつがサイボークの可能性あるぞ -- 2014-04-01 (火) 15:50:37
  • 見たかわからない。 ただし14でも年が若いということもあると思う。 例えば 車坂等 -- 2014-07-26 (土) 12:04:37
  • ↑パワポケ3からいるから若いってのはありえなくない? -- 2016-12-04 (日) 19:29:21
  • 息子だったらなかなか面白い -- 2017-08-18 (金) 18:58:28
  • 車坂監督と対決してほしい -- 2017-10-15 (日) 09:45:27
  • いい人そうで微妙にいい人じゃない -- 2020-11-27 (金) 00:04:19

 


*1 『パワプロクンポケット3 パーフェクトガイド』(新紀元社、2001年)P.22
*2 『パワプロクンポケット3 公式ガイド』(NTT出版、2001年)P.16
*3 このプロフィール文は2D画面で良く見られる「左右反転の矛盾」をネタにしてると思われる。