【サンドストーム】

Last-modified: 2023-04-13 (木) 13:34:01

RS2

術士の説明砂嵐を起こし、敵全員にダメージを与える
系統術系統JP威力命中属性対象全体Lv効果
合成術地冥64必中斬射敵全15暗闇
(移植版の威力7)

概要

の下位の【合成術】。敵全体に【斬】【射】属性のダメージを与え、【暗闇】状態にすることもある。

威力は4であり、全体攻撃の術でいえば【太陽風】より下、【熱風】より上といったところの威力である。
単体属性の全体攻撃術ということでいえば【ストーンシャワー】があるがそれよりも弱い。
そう考えると大した威力ではない術のように思えるが、実はこの術、冥術関係の術としては最強の威力を誇る術なのである。

敢えて強い点を挙げるとすれば、暗闇のステータス異常があることと、複合属性であることだろうか。
ストーンシャワーは【打】属性単独であるため、無機質系には相性が悪いが、サンドストームの場合決定的に効きづらい相手はほぼいない。
また、暗闇状態が付与出来るため、物理主体の相手であれば有利に立ち回ることが出来る。
ストーンシャワーが消費JP8なのに対し、こちらは6なのもメリットと言えるかもしれない。

……とはいえ、合成術であることを考えると少し残念な威力ということは望めない。
冥術を利用する場合、高威力の【天術】が使えないことから、必然的に威力が低い術が多くなってしまうわけだが、そんな冥術における最強攻撃術の威力はわずか4というわけである。

もっとも、冥術は元々敵が使うことを想定したバランスであることを考えると致し方ないともいえる。
ただ、大抵の場合、サンドストームを使う可能性がある敵はストーンシャワーも使ってくるため、結局のところ、より威力の高いストーンシャワーの印象が目立つ結果となり、サンドストームの存在感が薄くなっているというのが実状。そういう意味では少し不憫である。
【竜脈】を重ね掛けした状態で【レイスフォーム】を使用すると、レイス化した分身が術を使っても竜脈の効果が存続するため、分身が消滅しない限り高威力のサンドストームを使い続けることが可能。

ちなみに、対策するのであれば斬射複合属性であるため、【金剛盾】でも【ソードバリア】でも確定回避可能。
金剛盾の方が、ストーンシャワーの回避が出来ることがあるので便利といえるか。

移植版

ここまで印象が薄いという話をしたが、それはあくまでSFC版のお話である。

移植版では、【陰陽師】が出現した影響からか、冥術については威力が上方修正されたわけだが、当然、この術も例外ではなく、上方修正の対象となっている。
その威力は、というとなんと7である。
SFC版と比較すれば実に1.75倍、消費JPが据置であることを考えると、ストーンシャワーに負けている要素がない、といって良いほどの優秀な術へと変貌を遂げ、攻撃手段としては最強の冥術となった。

これを越える威力の全体攻撃術は尽く天術関係であるため、冥術使いとしては是非覚えておきたい攻撃術といえ、陰陽師にとって重要なダメージソースとなってくる。

ただ、この術を主力とするならば、冥術であることから【地相】【冥】側に寄せてしまうことは意識しておきたい。
基本的に【ボス】属性の相手は冥地層で【再生】してしまうため、普段なら再生しないような相手が再生し、思わぬ長期戦を強いられてしまうこともままある。

とはいえ、威力が上がったということを喜んでばかりはいられない。
これも他の術にも言えることではあるが、威力の上方修正は味方だけの特権ではない。当然、敵が使ってくる場合に於いても威力の上方修正が適用されている

結果として、これまでストーンシャワーは脅威だがサンドストームはそうでもない、と認識されることが多かったが、脅威が逆転しかなり危険な術へと変貌してしまっている。
ストーンシャワーですら全滅が見えていたわけなので、それを越える威力のサンドストームは無対策なら文字通り全滅不可避といっていい。
そして、これまで敵の使ってくる術の最大威力はストーンシャワーや【ファイアストーム】の6であったわけだが、威力が7になった結果、敵が使ってくる術として最大の威力の術となったことになる。

ただ、幸いなことにサンドストームを使う敵は【魔道士】(冥術バージョン)を除けばボスはいないため、ボス戦が急激に難しくなったということはない。
とはいえ、それまでサンドストームを認識していなかった敵に使われて、一気に全滅してしまう可能性はあるため、注意は必要となる。
対策は既に述べた通りソードバリアか金剛盾なのだが、使用率がそもそも少ないので油断してやられるというケースが多いものと思われる。

なお、魔道士(冥術バージョン)についてはSFC版では、ストーンシャワーを使ってこない分遙かに弱いと評されていたが、サンドストーム強化により危険度が段違いに増している。
流石にこの敵を相手にするなら間違いなく対策はしておきたいところ。

ISEC

カテゴリ分類効果派生
基本行動敵横:威力48~96
💡  威力96~144
💡💡 威力144~192
💡💡💡威力192~240
【ロッククラッシュ】
💡【クラック】
💡💡【サンドストーム】
💡💡💡【デルタペトラ】
特殊能力敵横:威力40-

RSU

系統タイプ距離接触行動順範囲属性威力BPLP効果
土術攻撃間接-敵全体打斬B13~10-攻撃命中時、対象を暗闇状態にする
(確率小/効果4ターン)
習得スタイルSS[笑ったら負け]奇面草