【半妖の君の帰還！変革のファシナトゥール！】

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ボスモンスター

概要

オープニング

常闇の君は【ヴァダガラ】を貪り喰らう闇の獣神と化した【ネメアー】を討ち、【煉獄】と化した【地下都市ルミナ】に滞在する人々の魂が浄化され、【ディスノミア】が存在するまで闇の治世を続ける中、【アセルス】は【白薔薇姫】を取り戻すべく【オルロワージュ】のいる【針の城】へと向かう。
【根っこの町】の仕立て屋で用意された服装を着用し、針の城へと向かう中で【ゾズマ】もこの戦いを見届けるべく現れる。
針の城の内部では、【イルドゥン】、【セアト】、【ラスタバン】、【金獅子姫】が待ち構え、ラスタバンは出迎えるが、金獅子姫はオルロワージュを守るべく立ち塞がる。
しかし、ヴァダガラとの決戦前に【シェリル】を捕らえた際にラスタバンは、シェラハの闇の力と自身の力をアセルスに与え、アセルスに従い協力する事になる。
【ファシナトゥール】の変革をもたらそうとする行為が裏切りであると反発する中で、ラスタバンは永き妖魔社会の停滞がオルロワージュを含む妖魔達を毒している事を語る。
この実情をイルドゥンは知っていたが、アセルスはラスタバンの力を借りることなく先へと進もうとする中で、私利私欲を捨てたセアトが立ち塞がる。
妖魔の誇りを取り戻したセアトとの戦いを制したアセルスは、セアトを消滅させる事は無く道を退かせるが、その甘さがオルロワージュとの戦いにおいて敗因になる事を語るラスタバンは、アセルスの中にあるシェラハの闇の力と共に吸収させた自身の力をコントロールし闇の力を暴走させると、本来はオルロワージュを倒し、自身がオルロワージュに取って代わった姿へと変貌する。
妖魔王と化した力でセアトとイルドゥンを倒すと、今度は金獅子姫が立ち塞がり、ラスタバンはこの戦いでアセルスが金獅子姫の力を得る事を目論む。

エンディング

武に長ける金獅子姫と言えど、妖魔王と化したアセルスの力は絶大であり、戦いに飽きたアセルスはセアトとイルドゥンの力を奪い、一気に終わらせようとする。
ゾズマがアセルスを静止する中で、今度はゾズマとラスタバンの力をも奪おうとするアセルスの姿にラスタバンはオルロワージュの姿と重ねてしまう。
金獅子姫を剣で貫き磔にするとその力を奪い取るが、青い返り血に動揺するアセルスに向かって、金獅子姫はアセルスに一太刀浴びせる。
かつて、針の城において半妖として目覚めたアセルスはセアトによって剣で一突きされた際に紫色の血を流した事があり、今の自身の血が青い事に気が付き苦しみ出す。
この状況に立ち上がる、イルドゥン、セアト、ゾズマ、ラスタバンは、白薔薇姫の事を持ち出しアセルスを説得すると、アセルスの流れ出た血は青から紫に変わり、元の姿へと戻る。
【アデル・ベリアス】の代から【アルタメノス帝国】に仕えるアセルス、その理由はアデルが半神だからであり、半妖であるアセルスが支えるためであった。
だからこそ半妖である事を貫く決意をしたアセルスは、金獅子姫から得た力により、半妖の状態で闇の力をコントロールすると、ゾズマも人の心と妖魔の力を併せ持つアセルスの姿に納得する。
ラスタバンも自身の目論見は破れはしたが、半妖のアセルスが妖魔社会において変革をもたらす可能性を確信する。
敗れた金獅子姫も立ち上がりアセルスをオルロワージュの居場所へと案内すると、アセルスの言葉に一同が退き、単身でオルロワージュのいる最上階へと向かった。

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