スマブラ個人小説/リュシオンの小説/来襲!ダークフィギュアズ(ページ4)

Last-modified: 2009-01-02 (金) 22:23:38

34話からはこちらに

第34話・氷の勇者・アドベントチルノ

爆発の中、出てきたのは、ボロボロになって倒れているルーミアだった
鈴仙:変身が解けた…うそ…
ルーミア:今の技を使うと変身が解けちゃうの。
ルーミアの髪には外れたはずのリボンが巻かれていた
永琳:ウドンゲ、ルーミアの治療を
鈴仙:でも、師匠。あなたは…
永琳:魔理沙から頼まれたからまずは魅魔さんの治療をしなくては…あなただって少しはできるでしょ…これも医者への一歩よ
早苗:く!まだだわ!
ピート:まだ俺はぴんぴんしてる…さっきの技も全然痛くなかった…そろそろ死んでもらう…放牧
チルノ:あんたには負けないから!あたいは絶対負けないから
チルノはレティから貰った二つの棒を構えるとピートに突っ込んだ
ピート:くらえ!
チルノ:く…
レティ:チルノ!
チルノ:あたいは最強になるんだ!負けないんだから!
チルノはまばゆい光を纏うスペルカードを掲げた
チルノ:化身「アドベントチルノ」!
ピート:一体…何だ…
Aチルノ:私はこの二つの氷の聖剣を操る勇者、アドベントチルノだ
ピート:勇者だと?ナメやがって!
霊夢:チルノ…
Aチルノ:氷雪「アドベントダイアモンドブリザード」!
ピート:うわぁ!
ピートは凍り付き、吹っ飛ばされると、その場でフィギュアになった
邪悪な雲を出しながら
チルノ:やった…
チルノも力尽き、倒れた
レティ:チルノ…最強だったよ…
魅魔:ありがとう…あなたのおかげで戦えるようになったわ
永琳:にしても…あの雲は…
セシリア:どうやら破られたようですね…
チョッパー:こいつに頼めば何とかなるかと思っていたが
アルヴィス:貴様ら…ザキラ軍だな…
セシリア:まぁ…今回は私たちはあなたたちに負けたものです…ですがそのフィギュアはいただいていきますよ
チョッパー:次は必ずおまえ達を倒す!
魔理沙:逃げられちまった…さぁ、どうする?
永琳:このまま多勢で行ってもまずいわね
雛:二手に分かれましょうか…
霊夢:そうね、私達はこっちに…あなたたちはそっちに
こうして霊夢、魔理沙、アリス、咲夜、アレクシア、紫、アルヴィス、メディスン、魅魔、鈴仙、永琳は南に
雛、ルーミア、諏訪子、チルノ、レティ、リグルは北に向かった
その頃、フィギュアワールドのどこかにあるラボラトリー
マリア:ここに…フィギュアファイターが…
マリア・タチバナ、元々ずっと過去の世界の住人。はたしてどうしてフィギュアワールドに来たのか…本人も分からなかった…ただ、セガの仲間であるソニックやそれらと共演していたマリオ達が捕らえられたと知り、フィギュアワールドでの行動を始めたのだった
マリア:な!この、銃撃は!
どこかに敵がいるの?
マリアも愛銃を構え、銃撃を返す
レベッカ:気付かれた…
レベッカ・ストライサンド、彼女はファルガイアの住人の中でいまだにタブーに忠誠を誓っていた一人だった
既に銃撃戦は始まっていた
その入口
幽香:ん?何者?
伊月:私は水瀬伊月と申します
植木:水瀬…伊月?

第35話・洞窟の火竜

ラボラトリー、マリア・タチバナとレベッカ・ストライサンドが銃撃戦を繰り広げていた
マリア:あの銃は…確か…帝国華撃団から貰ったフィギュアワールドの資料で…やはり!ファルガイアから来たレベッカ・ストライサンドの銃だわ!
レベッカ:まさか…あの銃は…帝国華撃団のマリア・タチバナ?恐ろしい奴と対峙してしまったわ
すると、違う方向からマリアに銃撃が飛んだ
マリア:何ですって!
レベッカ:ジェーンなのね
ジェーン:レベッカさん、本当にマリア・タチバナが!
レベッカ:この銃撃の軌道、間違いないわ
ジェーン:まぁいいわ、これで2対1。奴が不利に決まっているわ
同時射撃、マリアはレベッカの銃撃は回避したがジェーンの銃撃を掠めてしまった
マリア:く…まだいるの…
その頃…デデデ城
ランダス:ラボラトリーにフィギュアファイターの反応がありました、既に何者かが銃撃戦を
サイラックス:何だと?ランダス、誰かわかるか
片方はレベッカ・ストライサンドと思われます。
ディーン:レベッカ…やっぱり…まだタブーの脅しに蝕まれていたのか…くっ…
ロディ:ディーン、だからといってジュードの様にふさぎ込むつもりか?
ディーン:違う!俺は絶対に…だが…俺はレベッカを連れ戻すために…彼女を撃つことになるかもしれない
ロディ:それを怖がっていてどうする!彼女を連れ戻したいなら…勇気を出せ
ディーン:そうだよな…
デデデ:今回はディーンに頼むぞい、辛いと思うが頑張って来るぞい
ディーン:ああ!
その頃…森の神殿
パノ:レノ、トゥーンリンクは無事かしら?
レノ:まぁな…新たな仲間も来てくれたし…
小悪魔:レノさん…この人がお姉さんですか…
パノ:ん?この子は?
レノ:こっちは小悪魔でそっちが大妖精だ。それより姉ちゃんこそドンキーは?
ドンキー:俺なら無事だぜ、このお嬢ちゃんのおかけでな
ナギ:お嬢ちゃんとは無礼者が!わらわは神じゃ
レノ:神?
ナギ:信じておらぬな?
レノ:いや…
トゥーン:でも…これからどうする?
パノ:とりあえず…牧場に行ってみよう、ここから近いしね
そして、いち早く牧場に来ていた萃香とティア
ティア:どうやらミネラルタウンとは違うようね…あそこだったらまずい事になっていたかもしれないわ
萃香:ん?
ティア:どうも戦闘が禁じられていて捕まっていけにえにされるとか…
萃香:物騒だな!あ!ゆっくり!
ゆっくり:ゆっくりしていってね!
萃香:霊夢め…召喚した上に増殖したな…ティア、どした?
ティア:か…かわいい!!きゃああ!
萃香:(レナみたいな事すんなよ)
「それ、君のかい?」
萃香:何だ?
ラグナ:僕はラグナ、ここの街の牧場の主なんだ
この街の洞窟には…とある火竜が封印されてるって話があるんだ
ティア:火竜?
ラグナ:なんか怪しい女性二人もいたって…
萃香:間違いないな…ザキラ軍がリザードンを運んだんだ
ティア:リザードンって?
萃香:フィギュアファイターの一人だ、行ってみよう!ラグナって言ったな、そこに同行したい
ラグナ:ああ、僕も行こうと思っていたよ
こうして萃香、ティア、ラグナは洞窟へと向かった

第36話・バトルディッガー奪還作戦

ここはフィギュアワールドにある親切高校の分校
そこに一人の青年が駆け付けた
パワポケ:…成功、さぁ行くぞ!
パワポケ、バトルディッガーを操る青年だがそのバトルディッガーはない。そう、奪われたのだ
その奪われたバトルディッガーを取り替えすべく、パワポケはここに侵入したのだった
ディッガーを奪われた彼の攻撃手段はレーザーガンとロケット弾だった
警備員:侵入者め、この世を去れ!
監督生:消えろ!侵入者!!
親切高校のフィギュアワールド分校にも本校同様警備員と監督生がいた。
パワポケ:く!来たか!!くらえ!!
素早く二回銃撃を放ったパワポケ、警備員と監督生はそれを受けて消滅した
パワポケ:生の人間じゃないという事か…
な!あれは…ディッガーか?
パワポケは何か見つけたようだ
中にあったのはディッガーではなく、青い鎧のフィギュアだった
パワポケ:これは…まさか…ロックマンか?
だがこのケースはよし、これで…ロケット弾!はっ!
ロックマン:く…助かった…
パワポケ:あんた、ロックマンだな…俺はパワポケ、モグラ乗りだ
ロックマン:ああ…僕はワープゾーンの不具合でフィギュアワールドに来てしまったんだ、すると変な監督生とか警備員とかにタコ殴りにされて…
パワポケ:あれならば…ほとんど消した、人間に見立てたモンスターだったようだ。
監督生:貴様、危険因子Aを復活させやがって!この世を去れ!
ロックマン:とにかく、助けてくれたお礼をしなくては!ロックバスター!!
パワポケ:よし、行こう、ロックマン
ロックマンとパワポケはとある広間についた
パワポケ:あれは…バトルディッガー!!
ロックマン:あれですか…よし!早く回収しましょう
車坂:そうはさせん!
パワポケ:何物だ!
車坂:わしの名は車坂、親切高校フィギュアワールド分校の責任者で野球部監督だ!ついでにこちらは大河内だ!
大河内:貴様らには今すぐこの世を去ってもらう、行け!ダーク野球部員
パワポケ:来るぞ!
ダーク野球部員:廃除、廃除!
ロックマン:まさかこれも…人間に見立てたモンスターか!
よし!こうなれば!ロール!エックスアーマーを!
パワポケ:エックスアーマー?なんだ?
ロックマン:見ればわかりますよ!
ロックマンがなんとロックマンXに変身した
パワポケ:どういう事だ?お前は初代ロックマンじゃ…
エックス:わからない…だが俺はこのフィギュアワールドに来たときに初代ロックマンと同化してしまったみたいだ
まぁ見ていればいい!ロックバスター!
さっきよりも強力なロックバスターがダーク野球部員を一気に消滅させた
エックス:ついでにあのバリアはこれでなきゃ破壊できないか…はぁぁぁ!
エックスは強力なレーザーを放った、放つと同時に元の初代ロックマンに戻った
パワポケ:一体今のはなんだ?
まぁいい、ディッガーは取り戻せた、後は脱出するだけだな!ロックマン、ついて来てくれ
ロックマン:はい!
パワポケとロックマンはディッガーに乗り込むと親切高校フィギュアワールド分校を脱出した
その頃…
スノウ:はぁ…はぁ…また…

第37話・アッシュ現る!

スノウ:ダメだ…動けない…
大量のプリムがスノウを囲む中、突然一つの刃が
スノウ:こ…小町さん!
小町:大丈夫か、スノウ!少し弱っているな…
死神小野塚小町、三年前にもスノウがプリムに囲まれていたときに助けたのも小町だった
スノウ:また、小町さんに助けられるなんて…私と小町さんは縁があるのかな?
小町:まぁな、ん?下がってろスノウ!何か来る
小町は突然飛んで来た斬撃を避けた
アッシュ:これを避けるとは中々やるな!
小町:何者だ?
アッシュ:俺の名はアッシュ、導師を探しながら強者に挑んでいる
小町:名乗られたからにはこっちも名乗るのが礼儀だな、あたいは冥界の一級案内人、小野塚小町
アッシュ:ほう、その鎌。この剣と交えてみたくなった
小町:なるほど…一騎打ちという訳か…いいだろう…スノウ、下がってろ。さっさと終わらせる
アッシュが小町に切り掛かった
小町:ほぅ…スピードもあるんだね…だが…早さだけが強さじゃないよ
小町は鎌を真上に掲げた
小町:くらいな、死者選別の鎌!!
アッシュ:スピードがあればこんな技も避けるのはたやすいのさ…くらえ
アッシュの技が小町に直撃する
小町:がはっ…やるじゃないか…だがな…これであたいも本気を出せるわけだ!
アッシュ:本気…だと?
早い!何だと?
小町の目にも留まらぬ早さにアッシュは驚愕するのみだった
小町:今だ!魂符「ソウルフルエッジ」!!
アッシュ:く…やるじゃないか…ならこれはどうだ!サンダーブレード!!
小町:ぐわ!
スノウ:小町さん!
小町:はぁ…はぁ…凄いな…
小町の体力はもう限界だった
小町:悪いがフィギュアになるまでは負けを認めないよ!魂の遊戯!!
小町が大技を繰り出すが、アッシュに掠める程度だった…いや、もはやそれくらいの体力しか残ってなかったのだ
アッシュ:俺が見込んだだけの力はあるな…だが少しは自分の体力を省みたらどうだ…このまま突っ込めば消滅してたかもしれん
小町:言われてみればな…だが強いな、あんた…
アッシュ:この決闘は引き分けにしておこう
「この一撃に全てを懸ける」
小町:この声は…
スノウ:小町さん…大丈夫?
アッシュ:下がってろ、少しだけならまだ無理は出来る
サンダーブレード!!
先程小町に深手を追わせた一撃を謎の声の主に見舞う
ラクウェル:一度ならず二度も私の剣が破られるとは…貴様は…アッシュか
アッシュ:ほう、俺を知っているのか?
ラクウェル:…貴様を斬るのはこの私、ラクウェル・アップルゲイトだ!
アリエッタ:ダメ!そいつを斬っちゃダメ!
ラクウェル:何だ貴様!
アリエッタ:私はザキラ軍のアリエッタ、お前達フィギュアファイター救助チームの討伐とアッシュの送還にきたの!
ラクウェル:そうか…なら私までも巻き添えにする理由はなんだ?
アリエッタ:あなたもザキラ軍なの?ザキラ様に従っているわけなの…?
ラクウェル:ザキラ様?奴に様を付ける価値はない、私はただザキラがタブー殿になったからザキラ軍にいるだけだ
アリエッタ:そんな理由なの?ありえない!タブーなんかただの
ラクウェル:貴様こそタブー殿を馬鹿にする気か?
アリエッタ:それにあんたザキラ様を馬鹿にした、制裁を加えなきゃ
ラクウェル:しかたない、同じザキラ軍とは言えど、意見が合わない以上、斬る!!
お前ら、今のうちに逃げろ!こいつの狙いはお前達だ!
小町:おい、ラクウェル…いいのか?
ラクウェル:勘違いするな、こいつを倒した後で改めて貴様達を倒しに行く!
小町達はラクウェルに言われるように逃げた
小町:(あいつはやっぱりもうフィギュアファイター側につきたいんじゃないのか…)
逃げながら小町はそう思っていた

第38話・掃除屋

ラボラトリーに潜入した護衛獣一行
レシィ:物騒ですね…なにかありそうで怖いです
ハサハ:おい、レシィ
レシィ:一体なんだい?
ハサハ:銃撃戦を感じた…
レシィ:ああ…この先でやっているのは僕にもわかったよ…
レオルド:…ん?
ヒデヨシ:どうした?誰がいた?
レオルド:気をつけてクダサイ、ジェーン・マックスウェルとレベッカ・ストライサンドです
バルレル:何だと?
ハサハ:よりによって奴らか…
レオルド:もう一人、未確認の者を確認シマシタ
…セガワールドから来たと思われます
幽香:どうするの?
ハサハ:ハサハ達がジェーンとレベッカを食い止めるからお姉ちゃん達はあの扉を
その頃
マリア:弾が尽きて来たか…
ジェーン:撃って来なくなったわ…
レベッカ:どうやら…弾切れみたいね…
ジェーン:なら、とどめを刺しちゃいましょう
ハサハ:そうは…させないよ!
ミスティック・サンダー!!
レベッカ:ご…護衛獣?
レオルド:グランアースマグナム!!
ジェーン:どこから沸いて来たの?
バルレル:ダークネスカリバー!!
レシィ、今だ!
レシィ:ドラゴネアクロー!!
ジェーン:く!退却よ!
レベッカ:ええ…
「待て!」
突然の銃撃
ディーン:レベッカ…
レベッカ:ディーン…そんな…
バルレル:俺達は下がるぞ
ハサハ:何をいうバルレル、奴を!
レオルド:イエ、ココハディーンさんの方がかえってイイカモシレマセン、彼に任せましょう
護衛獣達はそっと下がり、植木達の元へ急いだ
ディーン:レベッカ…お前を迎えに来た。もはやお前を正してやれるのは…俺だけだ…
レベッカ:ディーン…私…どうしても…タブーへの忠誠を捨てきれずに…ごめんなさい…もう私は…!!あなたとは言え…
ディーン:許せレベッカ…本当の意味でファルガイアを守るにはこれしかないんだ!
ファイネスト…アーツ!!
涙ながらディーンはレベッカをフィギュアにした、そして彼女のフィギュアを担ぐと、先へと急いだ
マリア:一体…何が…
ジェーン:泣くなら…何故ファイネストアーツを…
その頃
トレイン:やっとフィギュアワールドに来れたなスヴェン
スヴェン:ああ、さっさとザキラを確保して高額報酬貰おうぜ
ん?なんだ?
スヴェンはフィギュアを見つけた、それに触れた
ルイージ:あぁ…助かった…
スヴェン:こ…こいつは…マリオか?
トレイン:ん?いや、別人だ、マリオじゃない
急ごうぜ、早くザキラを取っ捕まえなきゃな
ルイージ:そんなぁぁぁ…
そしてその近く
ハンター:ん?あれはチョコボ…よし、リストには入ってないが腕試しに狩ってみるか!
チョコボ:うわぁ…
するとだった
ハンター:ぐは…誰だ…誰が砲撃を…
パワポケ:やめろ!貴様はモンスターハンターか!
ロックマン:チョコボはあなたが狩るべきモンスターではないはずです…
ハンター:貴様はロックマン…まぁ…言われたからにはしかたない
チョコボ:助かった…
パワポケ:チョコボ、モンスターハンター、あんたらも共に来て欲しい…俺はパワポケ、フィギュアワールドの調査をしているモグラ乗りだ
チョコボ:そうだね、僕も君達に同行したい
ハンター:ああ、俺も行かせてもらう…ついでにそこの緑もな
ルイージ:ふふふ…
ロックマン:この人はマリオの弟の…ルイージ!
パワポケ:ルイージ…?
ルイージ:なんでもいいから…連れていってください
パワポケ:まぁフィギュアファイターだからいいだろう、よし、行くぞみんな
こうしてパワポケとロックマンはモンスターハンター、チョコボ、ルイージという新たな仲間を加えたのだった

第39話・レベッカの決意

幽香:この先に…誰が…
アヴリル:ん?まさか…こいつらを助けに来ましたね
植木:見ろ!あそこにあるのは…
幽香:あれは…メタナイト!!
アヴリル:返して欲しくば…私を倒すことです
光一:やるしかないみたいだね
植木:まずはこれをくらえ!木の槍!!
植木はゴミから木の槍を作りだし、アヴリルに放つ
アヴリル:見抜いた…
凍てつく光よ…敵を心まで凍り付かせろ!氷鎖襲方陣!!
光一:任せて…ダイヤモンドをも溶かす灼熱の鎖よ…敵の全てを焼き払え!フレイムチェーン!!
アヴリル:何?その剣は一体?
光一:僕にもわからないよ…だけどね…君には負けれないんだ
アヴリル:なら、私も本気を出してあげましょう
凍てつく気圧よ、目の前の者を極寒へと誘え!フローズンストライク!!
ディーン:やめろ!アヴリル!
アヴリル:ディーン…
あなたがザキラを止めるのなら私はあなたと戦います!
ディーン:レベッカにしろアヴリルにしろ…何故タブーへの忠誠を捨てれないんだ
アヴリル:では逆に聞きますが何故あなたは簡単にタブーへの忠誠を捨てれたのです?
彼に従わないとファルガイアは…
ディーン:それは口実だったんだ…俺達を従わせるための…
アヴリル:え?
ディーン:レベッカにはまだ話していない…
だけど今ここで聞かせるつもりだ
ディーンはレベッカのフィギュアに触れ、彼女を起動した
レベッカ:はぁ…ディーン…私はフィギュアにされたけどまだ負けてないわ…
ディーン:レベッカ…俺達が戦う理由はない。
ユリア:引き下がりましょう。
バルレル:ユリアさん!でも…
ハサハ:妥当だと思う、ディーンお兄ちゃんに任せよう
幽香達は後ろに下がった、そしてディーンを見届けるのだった
ディーン:レベッカ…俺達は戦わなくてもいいんだ…お前が忠誠を誓っているタブーは最初からファルガイアを消すつもりでいた、どっちみち一緒だったんだ
レベッカ:え?
ディーン:信じられないのはわかっている…だけど…真実なんだ
アヴリル:じゃあ…ファルガイアを守るには…タブーを倒すしかなかったわけですか?
ディーン:そういう事だ…奴に従ったところで結局ファルガイアは消滅する!
レベッカ:私は…騙されていたの?
ディーン:そういう事だ…
レベッカは涙ぐんでいた…
レベッカ:ごめんねディーン、そんな事知らずに私、あなたと戦おうとしていた…アヴリルもそうでしょう…
アヴリル:はい、私もザキラの仲間でいる理由が無くなりました
心を入れ替えてフィギュアワールドの為にこの力を捧げます
そういうと彼女はメタナイトのフィギュアに触れた
メタナイト:は…く…
お前達は!
アヴリル:私はフィギュアワールドを守りたい…今までザキラ軍に荷担していた私ですが…でも…
レベッカ:私も…もうフィギュアワールドを侵すわけにはいかない!
メタナイト:そうか…
こうしてディーンはデデデ城へと戻って行った
レベッカとアヴリルを連れて…
幽香:我々も行きましょう…まだフィギュアファイターの半分は敵に捕らえられている
ヒデヨシ:ぶっちゃけ、早く助けないとな…
幽香達もこうして新たに進んでいった…メタナイトという新たな仲間を加えて

第40話・西の国のロボメイド

ここは幻想郷の地底世界、三年前の戦いでマリオ達を助けた火焔猫燐と古明地こいしが何やら調べ物をしていた
彼女達は敢えて幻想郷に残り、ザキラ軍の復興についての調査を続けていたのだ
燐は三年前にはザキラ軍の存在を知り、亜空軍討伐をメインとしていた霊夢達とは別に行動していた
こいし:それで…お燐はもしかしたらザキラ軍に研究されているかもしれないわね…真っ向から戦うことになったら不利になるわよ
お燐:そうですね…
するとだった、霊烏寺空がやってきた
こいし:おくう、どうしたの
空:さとり様が呼んでいます、お燐も…
その報告を受け、こいしと燐はさとりの元へ急いだ
お燐:さとり様、お燐参りました
こいし:どうしたの?お姉ちゃん
さとり:お燐、こいし…実はね…弾幕少女が二人フィギュアにされたって…
こいし:誰が?
さとり:それであなたたちにもそろそろフィギュアワールドに
お燐:そうですか…確かにフィギュアファイターは全滅で…ザキラ軍が…
さとり:だからこそ…あなたたちの調査は私とおくう、近辺の妖怪が続けるから…
お燐:それなら安心です、あたい達が行きましょう
こいし:そうね…じゃあお姉ちゃん、私たちが行くね
こうして燐とこいしはフィギュアワールドへと向かった
こいし:ついたわね、お燐
お燐:まずは…どうしましょうか
こいし:適当にうろついても一緒だしな…んてあれは?
お燐:咲夜さんかい?いや違うね…
VIVIT:な…何物ですか?
お燐:あたいはお燐、幻想郷から来たのだよ
VIVIT:幻想郷?まさか…私は一度幻想郷に行き、そこで巫女と戦ったことがありました
こいし:あなた、霊夢さんと戦ったことがあるの
VIVIT:はい、私は幻想郷の者ではないですが何故か弾幕少女なのです
いえ、私の世界には弾幕少女がいます。そのほかにも弾幕少年や弾幕青年も…
お燐:なんかおかしいね
VIVIT:私の世界はそういうものなんです、申し遅れましたが私はVIVIT、戦闘用メイドロボです
こいし:ねえVIVITさん、あなたもフィギュアワールドに来たということは
VIVIT:はい、この世界の調査をしに来ました…ちょうど行動を共に出来そうな仲間を探していましたので好都合です。私の同行を許可していただけないでしょうか?
お燐:仲間は多い方がいいしね、よし!今からあたい達はチームだよ
こいし:まぁ…そうね。
森:じゃああたしもいいかい?
お燐:森じゃないか!
森:三人より四人よね!私も力になるからね!
こうして森とVIVITを加え、お燐とこいしはウイングタワー方面へと進んだ

第41話・竜が潜む洞窟

パノ:あれ、こんな所に洞窟が
小悪魔:でも…この岩がじゃまで入れませんよ
ドンキー達は洞窟の入口を見つけた
レノ:弾幕で壊せないのか?
ドンキー:いや、そんなんで壊したら余計この岩が…
ナギ:なら、わらわに任せるのじゃ
パノ:そうか、ナギの神の力を使えば
ナギ:爆眼(ボンバー・アイ)!!
ナギが叫ぶと入口を塞いでいた岩が跡形もなく消えた
トゥーン:これでは入れるね
その頃
ミカヤ:春香…ありがとう、あなたのおかげでアレンを撃退できたわ…それよりこなたを返せって言った事について詳しく聞かせてもらえないかしら?
春香:はい…私はウソップに襲撃されて…
ダスター:それで、こなたが助けた訳か…
春香:ヲタク談議をしていたら…いきなりアレンがこなたさんをフィギュアに…だから…
にとり:そうか…春香とこなたって話し合いそうだからね
沙都子:ねぇみんな、あれ…洞窟だよね
ダスター:あんなのがあったのか?おいおい…
文:でも…入口が岩で塞がれてますよ
にとり:下がりな、塞がれてるなら取り除けばいいのさ
にとりは懐からスペルカードを取り出すと掲げた
にとり:兵器「カッパードリル」!!
椛:にとりさん…ドリルなんか出してどうするつもりですか?
にとり:決まってるじゃないか…少しずつ削るのさ
ダスター:そんな事してたら日が暮れるよ
ミカヤ:下がりなさい、にとり。私が壊すわ!
そういうとにとりを下げ、ミカヤは書を構えた
ミカヤ:暁光セイニー!
そうすると岩が砕かれた
文:入りましょう!何かありそうです
洞窟にいち早く入っていたティア、萃香、ラグナ
ティア:火竜ってどこにいるのかしら?
サンビーム:ゴウ・シュドルク!!
ラグナ:く!はぁ!!
ウマゴンの突撃を剣で受け止めた
サンビーム:待つんだウマゴン、それは萃香の仲間だ
萃香:サンビームか!それにキスメじゃないか!
キスメ:ヤマメとは…はぐれたか…ヤマメだけじゃない、やよいさんとざんげさんとつぐみさんも…
萃香:何?やよいもいたのか?ざんげとつぐみ?聞いた事ないな
その頃、ミカヤ一行とロドキン一行も洞窟に入っていた
ナギ:フィギュアがあるぞ
レノ:あ!お前はヤマメ
ヤマメ:助かったよ…うくぅ…キスメとははぐれてしまったようだな
同じくミカヤ一行も
ミカヤ:フィギュアが三つも
ざんげ:はぁ…助かりました
つぐみ:いきなり変な金髪の人に…
やよい:私達…キスメちゃんやヤマメちゃん…ウマゴンと行動してたんだけど
ミカヤ:そこをやられたわけね
ダスター:となると…急がなくてはな…
梨華:まずはヤマメやウマゴンを探さないとなのです
洞窟の中心部
ゴウダ:お前、分からず屋だな…剣士の剣は不良のパンチの足元にも及ばないんだよ
ラクチェ:そんな馬鹿な…この
ティア:ホーリーランス!!
ゴウダ:く!剣がダメなら槍ってか…剣も槍も一緒だよ!最強なのは不良のパンチなんだよ
萃香:ラクチェ…大丈夫か…私に任せろ!ミッシング…あ!
ロベルト:理想を現実に変える能力!スペルカードは全てトランプだ
ラグナ:こいつは僕がやる!
ラグナは剣を構えた
萃香:?パノ!ヤマメ!
パノ:ロベルト!
レノ:ち!また萃香の技を防いだわけか
ミカヤ:萃香!
萃香:ミカヤ達も
ロベルト:ふふ…大人数になったところで君達の攻撃はいくらでも防ぐことはできる
剣をソーセージに、魔道書を絵本に、槍をポッキーに
ミカヤ:そんなに使っていると寿命をへるのにいいのかしら?
ロベルト:フィギュアワールド侵略の為ならば僕はザキラさんに命を捧げる。寿命なんていらない!
ゴウダ!一人残らず殴り殺せ!
ゴウダ:言われなくてもよ!
ぐわぁ
ゴウダが何かに吹っ飛ばされた
ログナー:大丈夫か…みんな…

第42話・リュカの奇跡

ロベルトに攻撃の術を封じられ、絶体絶命の萃香達を救ったのはログナーだった
ログナー:君は女性を傷付けようとした。
ゴウダ:それがなんだ
ヤマメ:危ないログナー!な!
ヤマメは弾幕を放とうとしたが出て来たのはお菓子だった
レノ:こ…これもロベルトか?
サンビーム:ウマゴン、こうなったら君が戦うんだ!ゴウ・シュドルク!
ウマゴン:メルメルメー!
ログナー:待て、ウマゴン
サンビーム:何故止める?
ログナー:彼らを倒すのは、フィギュアファイターだ
萃香:ファイター?でも…確かにリザードンは…どこかにいるけど…
ログナー:リザードンが運び込まれてる?いや、別にもう一人フィギュアファイターを事前に救出して来た、リュカ、来い!
萃香:リュカ…!
ログナー:こいつはロイにやられてピッコロとベジータに運び込まれていたところを救出したわけだそれで一緒に行動していたんだがどうやらPKフリーズやPKサンダーを封印されていた…
ジュード:それなら僕に説明させて!
突然ジュードが現れた
ジュード:リュカはザキラに元々の必殺技を封じられた、今使えるのは通常技だけ…だけどデデデさんがこの事を予想していたのか…新しい能力を…
リュカ:あ!このバッチ
ジュード:そのバッチを外さないでほしい、それは君に新しい技を与えるバッチなんだ。
リュカ:ああ。これを起動するためにデデデはあの大会を欠席したの?
ジュード:そうだよ、恐らくこの先にいるリザードンもそうだ。
ゴウダ:死ぬ前の会話は終わったか?消えろ!フィギュアファイター!
リュカ:消えるのは君だ!ぼうっきれ!
ゴウダ:うがぁ!
リュカ:うわっ…これは…ぼうっきれ!
するとだったぼうっきれが二回放たれた
リュカ:PKスマッシュゲイザー!!
ゴウダ:なんだこれは…ありえない…
ティア:よし!汚れなき風よ…我に仇なすものを包み込め!イノセント・シャイン!!
ゴウダはフィギュアとなった
ロベルト:く…退却だ!
萃香:よし!リザードンを探そう!
萃香達は四組に分かれ、リザードンを探した
そして合流点
ヤマメ:ここまではいなかったか
ラクチェ:本当にいるのかしら?
ティア:…あれは!
マグルガ!
かめはめ波!
そこにいたのはビクトリームと孫悟飯、そして風間トオルだった
ジュード:こいつらを倒さないとリザードンを救えないわけか…
ビクトリーム:華麗なるVの旋律に貴様達はフィギュアと化すのだ
パノ:悪いけどフィギュアになるのはあんた達よ!
パノはARMを取り出すと前方に突撃した
モヒカン・エース:マグルガ!
パノ:く!これでは防ぐのが精一杯ね…
ビクトリーム:モヒカン・エース、もう一発だ!
モヒカン・エース:マグルガ!
ヤマメ:そうはいかないね
ヤマメがスペルカードを取り出し、上に掲げた
ヤマメ:蜘蛛「スパイダーズハウス」!!
これである程度は防御になるよ。だけど攻撃は…
アルベール:なら俺達に任せろ!!
サンビーム:この声は!アルベール!
レイラ:リザードンなら無事よ
さっき私が救出して来たわ
アルベール:レイラ、一気にケリをつけるぞ!
レイラ:ええ、唱えてアル!
アルベール:ミベルナ・マ・ミグロン!!

第43話・モンスター強襲

リザードン救助の為、洞窟を探検していたがビクトリームらの襲撃を受けた萃香達
しかし、リザードンはレイラとアルベールによって救助された
アルベール:ファイア!
モヒカン・エース:くっ…マグル・ヨーヨー!ぐわぁ
アルベール:ロール!コネクト!
すると三日月がビクトリーム、悟飯、トオルを捕縛した
ジュード:よし!今だ!
ジュードは自分の銃を回しながら取り出した
ジュード:四連射撃!
トオル:く!!悪役はこんな簡単に敗走する運命かよ!
トオル達は逃げた
ジュード:…よし、みんな…僕は先に洞窟を出るよ…どうしても…迎えに行かなきゃならない仲間がいるんだ…
パノ:ジュード?
ジュード:必ずな…
そう言い残し、ジュードは洞窟を後にした、萃香達も別の出口から洞窟を出たがそこには…
ヤマメ:ん?見ろ!!ロベルトだ!!
ロベルト:まぁ…僕は戦わない…能力も一つの事にしか使わない
萃香:どういう事なんだ?
ロベルト:君達を倒す何物かを呼び出すためにこの能力を使う…
理想を現実に帰る能力!!
そこにいたのはリオレウスだった
ミカヤ:あんなの…見た事ないわ…
リオレウス:グハハハ…エモノヲミツケタゾ!
ティア:そんな馬鹿な…こんなモンスター…見た事ないわ!
リオレウス:がははは…うまそうな女だ!
萃香:ティア!気をつけろ!
ティア:大丈夫よ…!い…凍てつく玩具よ…コチコチハンマー!!
ティアは恥ずかしそうに技を放つ
リオレウス:効かないな!
萃香:これもロベルトの力なのか?
ロベルトはすでに去っていた…
ティア:く…
アルベール:ティアはさっき大技を使ったばっかりで…体に疲れがあるのかもしれない…さっき俺も強い術を使ったから心の力を消費してしまった…
萃香:ならば…ミッシングパープルパワー!!
萃香が巨大化した、そしてリオレウスを掴むと投げ飛ばした
リオレウス:しまった…所詮は人工的に産まれた存在、野性のリオレウスみたいにはいかないか…
サンビーム:今だ、奴を貫けウマゴン!
ウマゴン:メルメルメー!
サンビーム:シン・シュドルク!!
リオレウスは見事に消滅した
ウマゴン:メルメルメー
サンビーム:グルービーだぜ!ウマゴン!
その頃…ザキラ軍のアジト
ロイ:…僕は…マルスに見放されたのかも知れない…
ケロロ軍曹:いきなり何を言い出すのでありますか?ロイ。
ロイ:僕はマルスに恨まれたのかもしれない…マルスは僕の大事な友、しかし彼はこんな僕は友とは思ってくれないだろう…
ザキラさんに言ってくれ、アイクと話がしたいと、そして黒の聖女の話はなかった事にしてくれと…
ルフィ:おい!ロイ!!
ロイはアイクのフィギュアを担ぐとウイングタワーへと向かった
そこで…
アイク:ああ。俺は…
ロイ:アイク…君を恨んだことを今になって僕は後悔している
だが僕は本当に君を憎んだ
アイク:ロイ…
ロイ:だが…その恨みは…君との一騎打ちで…晴れるかもしれない…勝負しろ!アイク!
アイク:構わん…売られた勝負は買うのがポリシーだからな
ロイ:後…このままだと君が不利だ…だから…君に力を与えるよ
アイク:な?
ロイ:君はザキラさんに必殺技を封じられていた、仮に助けられたとしても戦えないようにするためらしい…
アイク:…何?
ロイ:その封印を解除した…これで正々堂々…君と剣を交えられる!
アイク:そういう事か…いいだろう…
アイクはラグネル、そしてロイは封印の剣を構えた
「行くぞ!!」